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ESI 応答メタ情報ファイルのコンテンツは、ESI XML フォーマットでメッセージを生成する場合 (つまり、配布ターゲット属性 ESI Response Output Format が ESI XML に設定されている場合) にのみ、ESI 応答メッセージの構造に影響します。
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ESI 応答の 4 つ目のエレメントには Release という名前が付いており、そのメッセージのリリース関連情報とトランザクション関連情報が格納されています。ESI 応答メタ情報ファイルのコンテンツはこのエレメントにまったく影響しないので、ここではこのエレメントについては説明しません。
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<GroupInformation> エレメントには、ブール値をとる isUnchanged という名前のオプションの XML 属性があります。この属性は、ESI 応答内の変更されていないデータをそのグループに格納するかどうかを指定します。このエレメントにこの属性が指定されていない場合、デフォルト値 false が適用されます。デフォルトの応答メタ情報ファイル内の変更されていないコンテンツを表す各エレメント (変更されていない部品を表す <GroupInformation> エレメントなど) では、この属性の値は true になります。応答メタ情報ファイルにカスタムグループを追加する場合、変更されていないデータが格納されるグループではこの属性を true に設定します。
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上の図のサンプルエレメントは、WTPart に関連する情報を含む ESI 応答メッセージの一部の構造を決定しています。これは、<MapInformation> エレメント内に出現する <typedef> エレメントの値からわかります。
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応答 XML エレメント
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MapInformation エレメント
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Map エレメント
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AlternateLink
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ESIAlternateLinkInfo
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ESIAlternateLink
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AUM
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AlternateUnitOfMeasureInfo
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AlternateUnitOfMeasure
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BOMComponent
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BOMComponentInfo
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BOMComponent
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BOMHeader
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BOMHeaderInfo
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BOMHeader
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Document
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DocumentInfo
ESIEPMDocumentInfo
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Document
ESIEPMDocument
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DocumentLink
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DocumentLinkInfo
|
DocumentLink
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ECNHeader
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ChangeHeaderInfo
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ChangeHeader
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EPMMemberLink
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ESIEPMMemberLinkInfo
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ESIEPMMemberLink
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EPMReferenceLink
|
ESIEPMReferenceLinkInfo
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ESIEPMReferenceLink
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EPMRepresentation
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ESIEPMRepresentationInfo
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ESIEPMRepresentation
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Part
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ESIPartInfo
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ESIPart
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ReferenceLink
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RefDesignatorInfo
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RefDesignator
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Substitute
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SubstituteInfo
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Substitute
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ProcessPlan
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ProcessPlanHeaderInfo
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ProcessPlanHeader
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Sequence
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SequencesInfo
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Sequences
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Operation
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OperationInfo
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Operation
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ProcessPlanPartLink
|
ProcessPlanPartLinkInfo
|
ProcessPlanPartLink
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StandardProcedureLink
|
StandardProcedureLinkInfo
|
StandardProcedureLink
|
ConsumableResourceLink
|
OperationToConsumableResourceLinkInfo
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OperationToConsumableResourc
eLink
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WorkCenterLink
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OperationToWorkCenterLinkInfo
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OperationToWorkCenterLink
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OprBomAllocatedPart
|
OperationToPartLinkInfo
|
OperationToPartLink
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OprOperatedOnPart
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OperationToOperatedOnPartLinkInfo
|
OperationToOperatedOnPartLink
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Tooling
|
ToolingInfo
|
Tooling
|
ProcessMaterial
|
ProcessMaterialInfo
|
ProcessMaterial
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Skill
|
SkillInfo
|
Skill
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ControlCharacteristic
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ControlCharacteristicInfo
|
ControlCharacteristic
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PartToControlCharacteristicLink
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PartQualityLinkInfo
|
PartQualityLink
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ProcessPlanToControlCharacteristicLink
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ProcessQualityLinkInfo
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ProcessQualityLink
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OperationToControlCharacteristicLink
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OperationQualityLinkInfo
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OperationQualityLink
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ModelItem
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ModelItemInfo
|
ModelItem
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ProcessPlanLocalizationLink
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ProcessPlanLocalizationLinkInfo
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ProcessPlanLocalizationLink
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PlantLocalizationLink
|
PlantLocalizationLinkInfo
|
PlantLocalizationLink
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ResourceBOMHeader
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ResourceBOMHeaderInfo
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ResourceBOMHeader
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ResourceUsageLink
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ResourceUsageLinkInfo
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ResourceUsageLink
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*Part/CommonEnterpriseData
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ESICommonEnterpriseDataInfo
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ESICommonEnterpriseData
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*Part/ViewSpecificEnterpriseData
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ESIPlantSpecificEnterpriseDataInfo
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ESIPlantSpecificEnterpriseData
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ESI Options and Variants がインストールされている場合、以下に示す XML エレメントが設定されます。リリース 11.0 では、Oracle ERP への Options and Variants の統合はサポートされていません。
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Product_class
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ESIOptionSetInfo
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ESIOptionSet
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Specification_category
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ESIOptionInfo
|
ESIOption
|
Specification
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ESIChoiceInfo
|
ESIChoice
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Class_category_association
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OptionSetOptionLinkInfo
|
OptionSetOptionLink
|
Class_specification_association
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OptionSetMemberLinkInfo
|
OptionSetMemberLink
|
Class_structure_relationship
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AssociatedOptionSetLinkInfo
|
AssociatedOptionSetLink
|
Class_condition_association
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OptionSetRuleLinkInfo
|
OptionSetRuleLink
|
条件
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RuleInfo
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Rule
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Condition_member_association
|
RuleMemberLinkInfo
|
RuleMemberLink
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Condition_action_member_association
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RuleMemberActionLinkInfo
|
RuleMemberActionLink
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Specification_expression
|
ExpressionInfo
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Expression
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* が付いたエレメントをカスタマイズして、マージとしてレンダリングしたり別個のエレメントとしてレンダリングしたりできます。詳細については、オプションセットのパブリッシングを参照してください。
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上記のテーブル内の MapInformation Element および Map Element というタイトルのコラムに表示されている値は、実際には、応答メタ情報ファイル内に出現するエレメントの id 属性の値です。応答 XML エレメントの構造を実際に決定するのは、これらのエレメントのコンテンツです。Document 行のこれらのコラムには複数の値が表示されており、それぞれ WTDocument 用と CAD ドキュメント用です。これにより、ESI 応答で同じ XML エレメント名 Document を使用しながら、これらのタイプに異なる属性セットを送信できます。
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![]() |
Info*Engine VDB は VdbBuilder API によって設定され、さらに VdbBuilder API はクラス ESIMapper のマッピング API によって生成された出力を利用します。クラス ESIMapper とそのメソッドについては、マッパークラスのセクションを参照してください。
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Windchill ESI のインストール時に提供された応答メタ情報ファイルを修正しないでください。このファイルは将来ソフトウェアがリリースされる際に置き換えられる可能性があります。このファイルを修正する必要がある場合は、新しい場所にコピーします。
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1. 「ESI 応答メタ情報のファイルパス」フィールドに入力した値が $CODEBASE$ で始まる場合、ファイルが Windchill コードベースの下にあることを示しています。たとえば、ファイルが <Windchill>/codebase/com/ptc/windchill/esi/modified/ にある場合、この値は $CODEBASE$/com/ptc/windchill/esi/modified/ESIResponseMetaInfoModified.xml という形式をとります。
2. 編集した配布ターゲットにオブジェクトをリリースすると、修正バージョンの応答メタ情報ファイルに従って応答メッセージが生成されます。
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応答メタ情報ファイルのコンテンツを変更すると、ESI 応答の構造が変わることがあります。構造が変更されると、Windchill および EAI ソフトウェアコンポーネント内の XML スキーマが同期しなくなります。応答メタ情報ファイルに変更を加える場合、このドキュメントのXML スキーマの作成/修正のセクションの説明に従って XML スキーマを修正する必要があります。さらに、新しいスキーマを使用するように EAI ソフトウェアコンポーネントを修正する必要があります。詳細については、このドキュメントのXML スキーマのセクションを参照してください。
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![]() |
上記の Map エレメントは単に説明用として提供されており、ESI Services の CD に付属する ESIResponseMetaInfo.xml ファイル内の Map エレメントとは異なる場合があります。
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![]() | 上記の Map エレメントは、(i) その id 属性の値が異なり、(ii) traceCode 属性用の追加の attributeMapping エレメントがあるという点で、デフォルトのバージョンとは異なります。 (i) に関しては、各 ESI インストールで、各 Map エレメントの id 属性が一意の値を持つ必要があります。これに対し、同じ値が 2 つ以上のバージョンの応答メタ情報ファイル間で共有されている場合 (id を共有する Map エレメントが異なる場合)、応答の生成には Map エレメントの 1 つのバージョンだけが使用され、これは想定されているものとは明らかに異なります。また、特定の Map エレメントの id 属性の値を変更する場合、対応する MapInformation エレメントにも変更を加える必要があります。上記の Map エレメントに対応する修正バージョンの MapInformation エレメントを以下に示します。 |
![]() | mapRef エレメントの値が Map エレメントの id 属性の値と一致しています。 |
![]() | または、「配布を管理」 UI から「新規配布ターゲット」ダイアログを開き、先ほどのフィールドの値をファイル ESIResponseMetaInfoExample1.xml に設定することもできます。この新しく作成されたターゲットに WTPart を関連付けてリリースできます。 |
![]() | 応答メタ情報ファイルのコンテンツを変更すると、ESI 応答の構造が変わることがあります。構造が変更されると、Windchill および EAI ソフトウェアコンポーネント内の XML スキーマが同期しなくなります。応答メタ情報ファイルに変更を加える場合、このドキュメントのXML スキーマの作成/修正のセクションの説明に従って XML スキーマを修正する必要があります。さらに、新しいスキーマを使用するように EAI ソフトウェアコンポーネントを修正する必要があります。詳細については、このドキュメントのXML スキーマのセクションを参照してください。 |
![]() | 応答メタ情報ファイルとスキーマファイルには子エレメント View と StorageLocation が存在しますが、上記の応答ファイル内の Part エレメントにはこれらの子エレメントがありません。これは「プラント特有情報をパブリッシング」プリファレンスがデフォルト値 (「いいえ」) に設定されている場合にのみ起こります。ESI 応答で上記の子エレメントが送信されるようにするには、このプリファレンスを「はい」に設定します。このトピックの詳細については、このドキュメントの後のセクションで説明します。 |
![]() | 複数の配布ターゲット (通常は複数の Oracle Applications インスタンスに属する) を部品に関連付けた後で、部品をリリースできます。そのような場合、特定の Oracle Applications インスタンスに属しているターゲットのセットごとに応答メッセージが生成されます。特定のターゲットに生成されるメッセージの構造は、そのターゲットに使用されている応答メタ情報ファイルのコンテンツによって決まります。したがって、ターゲットは responseMetaInfoPath 属性を適切にカスタマイズされたバージョンの応答メタ情報ファイルに設定することによって、希望する構造で応答メッセージを受信できます。 |
![]() | ESI 応答メタ情報ファイルのコンテンツを修正する際には、ESI 応答メタ情報ファイルの修正のセクションで説明されている手順に従ってください。 |
![]() | (追加した属性に応じて) 応答メタ情報ファイルのコンテンツを変更すると、ESI 応答の構造が変わることがあります。構造が変更されると、Windchill および EAI ソフトウェアコンポーネント内の XML スキーマが同期しなくなります。応答メタ情報ファイルに変更を加える場合、このドキュメントの「XML スキーマの作成/修正」のセクションの説明に従って XML スキーマを修正する必要があります。さらに、新しいスキーマを使用するように EAI ソフトウェアコンポーネントを修正する必要があります。詳細については、このドキュメントの「XML スキーマ」のセクションを参照してください。 |