コンテキストチームは以下の要素から構成されます。

共有チームを使用するには、アプリケーションコンテキストの作成前に共有チームを使用可能にする必要があります。コンテキストの作成時に共有チームを選択すると、共有チーム属性は、ローカルチームメンバーをチームに追加できるかどうかを判断します。

コンテキストチームがローカルチームのみから成るか、ローカルチームと共有チーム両方を持つチームである場合、役割、ユーザー、およびグループを追加または除去することにより、アプリケーションコンテキストで使用できる「チーム」ページからローカルチームを修正することができます。自分の組織またはコンテキストであらかじめ定義されている役割を使用してローカルチームを定義したり、コンテキスト特有の新しいカスタム役割を定義することができます。これで、メンバーに、ローカルチームの 1 つ以上の役割への参加を要請できます。ローカルチームのユーザーは、参加しているコンテキストごとに異なる役割を使用できます。あるコンテキストでマネージャであるユーザーが、別のコンテキストではメンバーになっていることがあります。共有チームのユーザーはすべてのコンテキストで同じ役割を持っています。

特定のアプリケーションコンテキスト用に設定されたチームが、ローカルで拡張できない共有チームである場合、コンテキストチーム全体の修正は、組織コンテキストからのみ行うことができます。

既存のアプリケーションコンテキストを新しいアプリケーションコンテキスト、またはコンテキストテンプレートとして保存する作業の一環として、作成済みのコンテキストチーム (適用可能な場合は、ローカルチームおよび共有チームの両方) を別のアプリケーションコンテキストに再作成できます。テンプレート内で名前を付けられた共有チームを持つコンテキストテンプレートを使用する場合、そのテンプレートを新しいコンテキストの作成に使用する前に、名前の付いた共有チームが組織コンテキストで使用可能になっている必要があります。新規コンテキストを作成したあとは、元のコンテキストのローカルチームと新規コンテキストのローカルチームは同一ですが、互いに影響を与えることなく個別に更新できます。アプリケーションコンテキストをテンプレートとして保存する方法については、追加のコンテキストテンプレートの作成のメソッドを参照してください。