翻訳ダッシュボードテーブル
「翻訳ダッシュボード」テーブルでは、翻訳のステータスを監視できます。デフォルトでは、選択を行うまでテーブルには結果が表示されません。「翻訳ダッシュボード」には、情報構造、パブリッシング構造、ダイナミックドキュメントについての情報が表示されます。
「翻訳にフィルタを適用」チェックボックスを使用して、サービス構造で設定されているフィルタ基準を翻訳ドキュメントに適用できます。これは翻訳ドキュメントをベースラインに含め、ベースラインに含まれている翻訳の特定のバージョンを使用する場合に便利です。このチェックボックスの選択は現在の構造にのみ適用され、そのセッションで有効となります。このチェックボックスのデフォルト設定は wt.properties ファイルのプロパティ com.ptc.tml.applyFilterForTranslations によって制御されます。このプロパティはデフォルトでは true に設定されており、フィルタ基準が翻訳ドキュメントに適用されます。このプロパティで指定されている値は、「翻訳ダッシュボード」テーブルと「翻訳コンテンツ」テーブル両方のチェックボックス設定に適用されます。
「言語」列には、「サポートされる言語」プリファレンスで指定されたターゲット言語と、「ソース言語」で指定されたピボット言語が表示されます。
翻訳のステータスを表示するには、使用可能な言語を 1 つ以上選択し、操作バーの 「再表示」アイコンをクリックする必要があります。選択した言語は、リストの先頭に移動します。
「パス」列には、同じ行にリストされているターゲット言語に対するソースからターゲットのすべての翻訳言語の組み合わせが表示されます。「ソース言語」プリファレンスに設定されている場合、ピボットが含まれます。たとえば、韓国語のターゲットエントリが ko である場合、ソース en のピボットが ja であれば、「パス」en->ja->ko と表示されます。ソースからターゲットへの組み合わせが重複して複数ある場合、最も直接的なパスが使用されます。同じ例では、ソースからターゲットが en->ko であり、ピボットがない場合、en->ja->ko の代わりに en->ko が表示されます。
「再表示」が要求された時間と日付は「最終再表示」列に表示されます。
再表示後、「ステータス」列には、次のいずれかが表示されます。
「不明」- 翻訳ステータスがまだ決定されていません。
「翻訳中」- 翻訳パッケージはエクスポートされていますが、まだインポートされていません。
「リクエストなし」- 翻訳パッケージがリクエストされていません。
「翻訳済み」- 翻訳プロセスが完了し、すべての翻訳パッケージがインポートされています。
「翻訳済み-辞書にない」- 翻訳プロセスは完了しましたが、翻訳済みのコンテンツが辞書にまだ追加されていません。このステータスが適用されるのは、Windchill Service Information Manager 構造または部品リストから生成される XLIFF ドキュメントの場合のみです。
「リクエスト済み」 - 翻訳パッケージがリクエストされていますが、すべての翻訳ドキュメントが承認されるまで保持されています。
「言語コード」列には、「言語」列の言語を表すために使用するコードが表示されます。
結果をファイルにエクスポートするには、「操作」メニューで「リストをファイルにエクスポート」を選択します。使用可能なオプションのリストで、ファイル出力フォーマットを選択します。選択を確認するダイアログボックスが表示されます。「開く」または「保存」を選択し、「OK」をクリックします。
「翻訳ダッシュボード」のテーブルには、「翻訳パッケージを作成」「翻訳パッケージをキャンセル」「製品表現をパブリッシング」「再表示」の 4 つのコンテキストメニューオプションがあります。有効なオプションは言語の状態によって異なります。テーブルが正確になるように、右クリックメニューを使用する前にテーブルを再表示する必要があります。
次の表に、メニューオプションと、その操作が使用可能または使用不可になる状態を示します。
メニューアイテム
翻訳済み
翻訳中
リクエストなし
リクエスト済み
不明
翻訳パッケージを作成
使用不可
使用不可
使用可能
使用不可
使用不可
翻訳パッケージをキャンセル
使用不可
使用可能
使用不可
使用不可
使用不可
製品表現をパブリッシング
使用可能
使用不可
使用不可
使用不可
使用不可
再表示
使用可能
使用可能
使用可能
使用可能
使用可能
* 
キャンセルできる進行中のピボット言語の翻訳がある場合、ターゲット言語はキャンセルの選択肢として表示されません。ピボット言語をキャンセルすると、翻訳されるピボットを待機しているターゲット翻訳もキャンセルされます。ピボット言語の翻訳が返された後でも、ターゲット言語の翻訳をキャンセルできます。
詳細については、翻訳コンテンツテーブル翻訳パッケージの作成、および翻訳オブジェクトの管理を参照してください。
コンフィギュレーションプロセスの詳細については、翻訳のコンフィギュレーションプロセスを参照してください。
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