属性値による部品リストの並べ替え
部品リストを生成する際に、指定した属性の値によって、生成される部品リスト内のアイテムを並べ替えることができます。これによって、部品リストアイテムの位置以外の順序で部品リストを並べ替えることができます。
設定後、次のいずれかの方法を使用して部品リストを生成するとこのタイプの並べ替えが適用されます。
「部品リストを生成」または「選択した部品に部品リストを生成」操作を使用して BOM 部品から生成します。
詳細については、SBOM 部品からの部品リスト生成を参照してください
ジェネリック部品リスト (テンプレート) から生成します
ソース BOM を更新した後で部品リストを更新します
詳細については、ソースへの変更後の部品リストの更新を参照してください。
生成される部品リストの並べ替え順序を属性値に基づいて指定するには、以下の手順に従います。
1. 生成される部品リストの並べ替えに使用する部品リストアイテムの属性を指定します (「数量」など)。
2. XCONF ファイル PartsListItemAttributeMappings.xconf にアクセスし、xconfmanager ユーティリティを使用して編集します。
詳細については、Windchill ヘルプセンターの「xconfmanager ユーティリティの使用」を参照してください。
3. 以下に示すフォーマットで 2 つのプロパティエントリを宣言します。
<Property name="partlistitem.sortAttribute" default="itemQuantity"/>
ここでは、生成/更新される部品リスト内のアイテムの並べ替えマーカーとして使用する部品リストアイテムの属性 (itemQuantity) を定義しています。
指定する属性の内部名を入力する必要があります。内部名を取得するには「タイプおよび属性の管理」ユーティリティを使用します。
このプロパティのデフォルト値は itemNumber です。この値のままにした場合、その部品リストは必ずソース BOM と同じ順序で並べ替えられます。
<Property name="partlistitem.sortOrder" default="ascending"/>
ここでは、生成される部品リストでの部品リストアイテムの並べ替え順序 (ascending または descending) を定義します。
4. XCONF ファイルを追加または更新し、メソッドサーバーを再起動してください。
5. BOM 部品またはジェネリック部品リストから部品リストを生成します。
生成された部品リスト内の部品リストアイテムは「数量」属性の値によって並べ替えられます。
この順序は、ソース BOM に変更が加えられた後で部品リストが更新されるときにも適用されます。
並べ替えは次のような一般規則に従います。
英数字による並べ替えが適用されます
指定した属性に値がないアイテムは部品リストの末尾に置かれます (並べ替え順序が ascending の場合はリストの末尾、並べ替え順序が descending の場合はリストの先頭)
指定した属性に値がないアイテムが複数存在する場合、名前によって並べ替えられます
指定した属性の値が同じであるアイテムは、部品リスト内の該当する場所にまとめて配置され、名前によって並べ替えられます。
実装に関する以下の注意事項を考慮してください。
部品リストは再生成されるときに再び並べ替えられます
部品リストにアイテムを手動で追加したときには部品リストは再び並べ替えられません
部品リストがパブリッシング (PDF または Arbortext Content Delivery) されたときに並べ替えは維持されます
「表示とパブリッシングでデフォルトビューとして保存」オプションを使用して部品リストを手動で並べ替えることもできます
詳細については、部品リストアイテムの順序変更を参照してください。
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このオプションを使用した場合、部品リストの自動並べ替えの設定はすべてオーバーライドされます。
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