レポートビルダー
「レポートビルダー」は、Windchill レポートに指定された基準をフィルタリングする手段を提供し、必要に応じて入力パラメータを入力することができます。指定されたレポート基準は、サイトや組織の管理者が保存して、後で再使用することができます。
「レポート」テーブルまたはレポートの情報ページからレポートを表示したり、「レポートマネージャ」または「照会ビルダー」内でレポートを生成したりすることによって Windchill レポートが実行されると、「レポートビルダー」が起動されます。レポートにカスタム入力ページが定義されている場合、「レポートビルダー」の代わりにその入力ページが表示され、出力は「結果テーブル」ではなく指定した出力フォーマットで表示されます。
「レポートビルダー」は次の 2 つの部分から成ります。
基準
結果テーブル
基準
「基準」枠に表示されるフィールドは、「照会ビルダー」でレポートテンプレートがどのように定義されるかによって決まり、レポートのフィルタリング基準として使用されます。「照会ビルダー」でレポートテンプレートの選択または制約タブに指定した属性は、属性に対して指定されたプロパティに応じて、基準として表示されます。属性は、列、オブジェクト、レポートビュー属性、定数、キーワード、データベース関数、Java メソッド、またはパラメータ値のいずれかです。基準は選択または制約タブでも、セクション見出しと区切り線を指定してさらに細かくグループ化できます。セクションは、ナビゲーションしやすくするために、展開したり折りたたんだりすることが可能です。「基準」枠の最上部では、ショートカットリンクとしてセクション名も選択できます。
デフォルトでは、レポートの生成時には「基準」枠は折りたたまれています。レポートを生成した後で指定した基準を変更したり、再使用に備えて現在指定している基準を保存したりするには、ウィンドウの左側にある折りたたまれたバーをクリックして「基準」表示枠を展開します。
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表示枠を展開したままにするには、「基準」表示枠のタイトルバーにあるピンの形をしたアイコンをクリックします。表示枠を折りたたむにはアイコンを再度クリックします。
結果テーブル
「基準」枠で選択された各フィールドは、「結果テーブル」の列として表示されます。「操作」メニューのリストをファイルにエクスポート操作で必要な出力タイプを選択することにより、レポートをさまざまなフォーマットでエクスポートできます。
「結果テーブル」ツールバーの「新規グラフ」アイコン をクリックするか、テーブルの「操作」メニューから「新規グラフ」操作を選択することにより、レポート出力をグラフィックで表示するチャートを作成できます。任意の表示オプションを選択して、「テーブルにグラフを追加」をクリックします。「結果テーブル」に追加されたグラフは、「基準」枠でレポートが保存されるときに保存済みレポートとともに保存されます。「基準」枠で保存済みレポートを作成せずに特定のレポートのグラフを保存することもできます。このような保存済みグラフは、次回レポートを表示したときに「新規グラフ」ウィンドウの「保存済みグラフ」ドロップダウンリストから使用できます。グラフが必要とするデータがレポート出力で使用できない場合 (たとえば「名前」列が保存済みグラフに含まれているが現在のレポート結果には含まれていない場合など)、ドロップダウンリストではその保存済みグラフの名前が無効になります。無効なグラフの名前にマウスポインタを合わせると、グラフを表示するために不足している列が表示されます。現在、レポート結果をエクスポートする際にグラフはエクスポートされません。
グラフの詳細については、チャートについてを参照してください。
テーブルはさまざまな方法で設定できます。テーブルの詳細については、テーブルの使用を参照してください。
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