保存済みレポートについて
Windchill レポートを表示する際に「基準」表示枠で、後で再利用できるように指定した基準を保存したり、自分またはその他のユーザーが以前保存した基準セットをこのレポートに使用したりすることができます。
レポートの保存
レポートを保存するには、次の操作を実行します。
1. レポート生成ウィンドウの「基準」表示枠で任意の基準を指定した後、「保存」をクリックします。
2. 保存するレポートの名前を入力します。
3. 「新規レポートを保存」をクリックします。
保存済みレポートの使用
「保存済みレポート」ドロップダウンリストに、現在生成中のレポートに使用できる保存済みレポートが表示されます。「このユーザーのレポートのみを表示」を選択して自分が作成したレポートのみを表示するか、「すべてのレポートを表示」を選択してこのレポートに対して保存済みのすべてのユーザーの基準を表示するかを選択できます。任意の保存済みレポートをリストで選択します。選択した保存済みレポートの基準が「基準」表示枠に表示されます。基準の上に、保存済みレポート名が表示されます。
保存済みレポートの修正
保存済みレポートで指定した基準を修正するには、次の操作を行います。
1. 「保存済みレポート」ドロップダウンリストで保存済みレポートを選択します。
2. 基準を修正します。
3. 「保存」をクリックします。
4. 保存済みレポートの名前を確認して、「レポートを修正」をクリックします。
修正した基準を含む指定したレポートが保存されます。
保存済みレポートのグラフ
レポートの「結果テーブル」にグラフが追加されており、レポートが保存済みの場合、これらのグラフはレポートとともに保存されます。保存済みレポートのオーナーは、これらの保存済みグラフのオーナーと見なされます。
次回、その保存済みレポートを表示すると、レポート結果とともにグラフが表示されます。レポートを実行するユーザーが保存済みレポートのオーナーである場合、「レポートビルダー」ウィンドウでレポート基準を修正するのと同様に、対話形式でグラフ設定を修正できます。保存済みレポートのオーナーが保存済みレポートのグラフを修正して、レポートを再度保存した場合、修正した保存済みレポートとともに保存済みグラフが保存されます。
別のユーザーがオーナーである保存済みレポートを実行した場合、保存済みレポートに保存されたグラフはレポート結果とともに表示されますが、編集することはできません。表示されたこれらのグラフでは、編集アイコンを使用できません。
別のユーザーがオーナーである保存済みレポートのグラフを修正するには、自分でレポートのコピーを保存しなければなりません。そうすることで、グラフを含む新しい保存済みレポートのオーナーとなり、保存済みレポートのレポート基準とグラフの両方を編集できます。
表示されたグラフを含む保存済みレポートを保存した場合、これらのグラフは自動的に保存されます。同じ名前のグラフがすでに存在する場合、新しく保存するグラフ名の後ろに番号が自動的に追加され、一意に識別できるようになります。
グラフの詳細については、チャートについてを参照してください。
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