ユーザーの編集
ユーザーを編集するには、以下の手順に従います。
1. 「チーム」テーブルまたは「参加者管理」ユーティリティで、修正するユーザーの右クリック操作メニューから「ユーザーを編集」を選択します。「ユーザーを編集」ウィンドウが開き、すべてのフィールドに現在のユーザー値が設定された状態で表示されます。
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「参加者管理」ユーティリティからユーザーを編集している場合、状況によっては、「参加者管理」テーブルにユーザーを追加する必要があります。
2. 以下の表に、「属性を設定」ステップで編集できるフィールドを示します。読み取り専用のディレクトリサーバーが所有するユーザーの場合、編集できるのは「ユーザーのドメイン」フィールドと「パーソナルキャビネットのドメイン」フィールドのみです。
「新規ユーザー」ページに含まれるすべてのフィールドに加えて、「識別名」フィールドが表示されます。ユーザーの「識別名」は、ユーザー名とディレクトリの場所を表すディレクトリ属性からなります。この名前はユーザーごとに一意です。「識別名」フィールドは編集できません。
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「ユーザー名」フィールドの既存の値を編集する場合、ユーザーの名前を変更することになります。ユーザーのディレクトリエントリ内の名前を変更するには、ユーザーエントリを含むディレクトリサーバーに対する書き込みアクセス許可が必要です。ユーザー名の変更を参照してください。
フィールド
説明
ユーザー名
所属グループ、アクセス制御規則、イベント通知規則、およびログオンのためにユーザーを識別します。ここに入力する名前は一意である必要はありませんが、ユーザーの識別名 (ユーザー名とディレクトリの場所を表すディレクトリ属性で構成) は一意でなければなりません。
ユーザーログイン名に、#、/、>、\、< の文字を含むことはできません。
ユーザーログイン名に、ä、ê、ì、õ、ǚ、æ などの拡張 ASCII 文字を含むことはできません。
これは必須フィールドです。
フルネーム
ユーザーのフルネームを指定します。フルネームの指定方法に要件はありません。たとえば、"John Doe" または "Doe, John" のように名前を入力できます。
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ユーザーのフルネームの指定順序は問題にはなりませんが、サイト内で一貫している必要があります。
ユーザーの姓を指定します。
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デフォルトでは Windchill のテーブルやその他の場所に姓は表示されません。「チーム」テーブルなどの一部の場所では、オプションで姓の列を表示できます。
LDAP と名前を同期
LDAP とデータベースとの間でユーザーのフルネーム、姓、または電子メールアドレスを自動的に同期できるようにする場合は、このチェックボックスをオンにします。これによって、LDAP でユーザー属性が変更された場合に発生する問題を回避できます。
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ユーザーが Windchill にログオンするときに、同期がチェックされます。ユーザーデータの更新は、LDAP の更新後すぐではなく、定期的に行われます。デフォルトでは、ユーザーデータは週 1 回更新されます。
電子メール
ユーザーの電子メールアドレスを指定します。
「電子メール」フィールドへの入力は必須ではありませんが、以下の機能を使用する場合は参加者の電子メールアドレスが必要になります。
「サイト」 > 「管理者」 ウィンドウで、サイト管理者の権限を付与する場合
「組織」 > 「管理者」 ウィンドウで、組織管理者の権限を付与する場合
「組織」 > 「作成者」ウィンドウで、ユーザーが製品、ライブラリ、またはプロジェクト作成できるようにする場合
「プロジェクト」コンテキストの「チーム」ウィンドウで、ユーザーをプロジェクトのメンバーとして追加する場合
ユーザーのディレクトリサービスエントリ内で電子メール属性が設定されていない場合、電子メールアドレスを必要とする機能でサーチを実行したときに、そのユーザーが表示されません。
ディレクトリサーバー
ユーザーエントリの配置先であるディレクトリサービスを選択します。ドロップダウンリストには、確立済みのすべてのサービスが表示されます。
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読み取り専用ディレクトリサーバーはリストに表示されません。
ユーザーのディレクトリサービスを確立するには、Info*Engine プロパティアドミニストレータで JNDI アダプタのエントリを設定し、このアダプタエントリを wt.federation.org.directoryServices プロパティに追加します。詳細については、LDAP ディレクトリサービスの使用を参照してください。
ユーザーのドメイン
ユーザーが関連付けられているドメインを選択します。ドメインとは、アクセス制御、インデックシング、通知などの、一連の管理ポリシーを定義する管理領域です。ドメインに関連付けられたオブジェクトには、ドメインのポリシーが適用されます。
既存のドメインのリストから選択するには、「検索」をクリックします。「ドメインを検索」ウィンドウが開き、ドメインをサーチして選択できます。既存のドメイン名を「コンテキスト」フィールドに入力することもできます。
このフィールドにドメインを入力しない場合は、既定のドメインアルゴリズムに従って、Windchill によりドメインが決定されます。ドメインについては、ドメインおよびポリシーの管理を参照してください。
パーソナルキャビネットのドメイン
ユーザーのキャビネットが関連付けられたドメインを選択します。
作成済みの既存のドメインのリストから選択するには、「検索」をクリックします。「ドメインを検索」ウィンドウが開き、ドメインをサーチして選択できます。
このフィールドにドメインを入力しない場合は、既定のドメインアルゴリズムに従って、Windchill によりドメインが決定されます。ドメインについては、ドメインおよびポリシーの管理を参照してください。
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その他の LDAP 属性は、LDAP マップ属性のユーザー情報ページでのカスタマイズの手順を使用してカスタム属性を設定することにより、Windchill ユーザー属性として追加できます。
3. ユーザーのグループ割当は、「グループに割当」ステップで編集できます。ステップ間を移動するには、ステップ名をクリックするか、「次へ」をクリックします。
グループ割当を追加するには、「テーブルにグループを追加」アイコン をクリックします。「サーチ基準」フィールドに値を入力し、「サーチ」をクリックします。目的のグループを選択し、「追加」をクリックしてから、「OK」をクリックします。詳細については、新規ユーザー - グループに割当を参照してください。
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読み取り専用のディレクトリサーバーが所有するユーザーは、グループに割当できません。
別のユーザーからグループ割当を追加するには、「別のユーザーからグループを追加」アイコン をクリックします。「サーチ基準」フィールドに値を入力し、「サーチ」をクリックします。目的のユーザーを選択し、「追加」をクリックしてから、「OK」をクリックします。詳細については、別のユーザーからグループを追加を参照してください。
グループ割当を除去するには、除去するグループの前にあるチェックボックスをオンにして、「除去」アイコン をクリックします。
4. ユーザーのプロフィール割当は、「プロフィールに割当」ステップで編集できます。ステップ間を移動するには、ステップ名をクリックするか、「次へ」をクリックします。
プロフィール割当を追加するには、「プロフィールをリストに追加」アイコン をクリックします。「サーチ基準」フィールドに値を入力し、「サーチ」をクリックします。目的のプロフィールを選択し、「追加」をクリックしてから、「OK」をクリックします。詳細については、新規ユーザー - プロフィールに割当を参照してください。
別のユーザーからプロフィール割当を追加するには、「別のユーザーからプロフィールを追加」アイコン をクリックします。「サーチ基準」フィールドに値を入力し、「サーチ」をクリックします。目的のユーザーを選択し、「追加」をクリックしてから、「OK」をクリックします。詳細については、別のユーザーからプロフィールを追加を参照してください。
プロフィール割当を除去するには、除去するプロフィールの前にあるチェックボックスをオンにして、「除去」アイコン をクリックします。
5. ユーザーの画像は、「画像を割当」ステップで編集できます。ステップ間を移動するには、ステップ名をクリックするか、「次へ」をクリックします。
画像を編集するには、「検索」をクリックして、GIF ファイルか JPG ファイルを選択します。最大許容画像サイズは 100 KB です。
6. ユーザーの署名は、「署名を割当」ステップで編集できます。
署名を編集するには、「ブラウズ」をクリックし、ファイルを選択します。
デフォルトのファイルサイズは 100 KB です。wt.properties ファイルのプロパティ wt.federation.org.signatureFileSize を使用して、デフォルトのファイルサイズより大きい値を設定できます。
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サイズが小さい電子署名ファイルを使用してください。ファイルサイズが大きいと、ワークフローアクティビティの各ページに表示される電子署名や「署名を割当」ウィザードが歪むことがあります。
選択した署名ファイルに関する追加されたファイル名と日付がウィンドウに表示されます。このファイルは、有効な電子署名ファイルを表します。
7. 変更に問題がなければ、「完了」をクリックして「ユーザーを編集」ウィンドウを閉じます。
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