Windchill ESI での翻訳サポート
Windchill ESI では、ESI 応答で名前や文字列タイプのその他のカスタム属性を複数の言語でパブリッシングできます。翻訳の設定の詳細については、
「ビジネスオブジェクトのテキスト翻訳のサポート」を参照してください。ESI レスポンスでの情報のパブリッシングに使用される言語は、配布ターゲットに対して選択されている
「パブリッシングの言語」に基づいています。パブリッシングに使用する言語は、配布ターゲットを作成または編集するときに選択できます。
「パブリッシングの言語」属性で選択可能な言語は、
「グローバル列挙」で選択した
「ターゲット言語」に基づいています。詳細については、
「ターゲット言語」を参照してください。
現在のところ、次のオブジェクトの翻訳がサポートされています。
• 部品 - 名前と文字列タイプのカスタム属性。
• リソース - 名前と文字列タイプのカスタム属性。
• 標準管理特性 (SCC) - 文字列タイプのカスタム属性。
ESI 応答で上記のオブジェクトを指定言語でパブリッシングするには、「新規配布ターゲット」または「配布ターゲットを編集」ウィンドウに移動し、「パブリッシングの言語」を選択します。
Windchill ESI で翻訳を有効にするには、ESIResponseMetaInfo.xml を修正して、Name およびその他のカスタム属性の translatable を true に設定する必要があります。以下の例を参照してください。
翻訳が存在する場合、配布ターゲットで選択した言語に基づいて、ESI 応答で属性が複数行にパブリッシングされます。応答では言語コードと翻訳値が "|" で区切られます。いずれかの言語の翻訳が存在しない場合、その言語の属性はパブリッシングされません。以下の例では、Name が複数の行にパブリッシングされ、配布ターゲットで選択した「パブリッシングの言語」が DTTranslationLanguages にリストされています。
<Part>
<ObjectID>OR:wt.part.WTPart:265051:060164391-1666004906274-93607649-43-202-228-10@vagrant.ptcnet.ptc.com</ObjectID>
<Class>com.ptc.windchill.esi.Part</Class>
<LastChangedBy>wcadmin</LastChangedBy>
<Number>0000000001</Number>
<DefaultUnit>ea</DefaultUnit>
<Name>fr|engrenage conique</Name>
<Name>ja|ベベルギア</Name>
<Name>en-US|bevel gear</Name>
<Name>pt-BR|engrenagem cônica</Name>
<PartType>separable</PartType>
<Source>make</Source>
<State>INWORK</State>
<View>Design</View>
<IsPhantom>false</IsPhantom>
<Version>A</Version>
<Iteration>2</Iteration>
<EnterpriseVersion/>
<PreviousVersion/>
<IsConfigurable>false</IsConfigurable>
<IsCollapsible>false</IsCollapsible>
<AssociatedEffectivityID/>
<IsAllocatedAsResource>false</IsAllocatedAsResource>
<DTTranslationLanguages>fr,ja,en-US,pt-BR</DTTranslationLanguages>
<TargetID>FILE_0001</TargetID>
翻訳を変更した後でパブリッシングする場合、ESI 応答ファイルの changed セクションにオブジェクトがパブリッシングされます。
| • Windchill ESI の翻訳サポートは、 「辞書の翻訳表示を有効化」プリファレンスが 「はい」に設定されている場合にのみ使用できます。詳細については、 「翻訳テキストのプリファレンス」を参照してください。 • 「パブリッシングの言語」属性は、「Oracle Applications」および「Proficy」タイプの配布ターゲットでは使用できません。 • 「パブリッシングの言語」で選択可能な言語は、 「グローバル列挙」で選択した 「ターゲット言語」に基づいています。詳細については、 「言語の設定」を参照してください。 • ユーザーは ESI ビジネスロジックを拡張して、SAP で属性値を複数の言語で永続化できます。 |