部品表 (BOM) に関する問題の特定
このセクションでは、部品表に関する一般的な問題とその原因について説明します。一般的な問題のリストは次のとおりです。問題が以下のリストにない場合、または指示どおりに対策を講じても問題を完全に解決できない場合は、システム管理者に連絡してください。
BOM を作成できない
以下の原因が考えられます。
• BOM がすでに Oracle Applications に存在している。
• 部品に割り当てられている ESI ターゲット組織が間違っているか、無効である。
• ユーザーが Oracle Applications で違う ESI ターゲット組織を表示している。
• コンポーネントが無効である。
• 代用部品が無効である。
• 参照指定子が無効である。
• エフェクティビティ日付が無効である (過去の日付は使用できない)。
• エフェクティビティのオフセット (ミドルウェアグローバル変数) が正しく設定されていない。
BOM にコンポーネントを作成できない
以下の原因が考えられます。
• 部品が存在しない。
• 行番号が無効である。
• 数量が無効である。
BOM に代用部品を作成できない
以下の原因が考えられます。
• 代用部品の BOM リクエストフラグ (ミドルウェアグローバル変数) が正しく設定されていない。
• 部品が存在しない。
• 数量が無効である。
BOM にある参照指定子を作成できない (Oracle Applications で参照指定子を表示できない)
以下の原因が考えられます。
• 参照指定子の BOM リクエストフラグ (ミドルウェアグローバル変数) が正しく設定されていない。
• 参照指定子が無効である。
BOM を変更できない
以下の原因が考えられます。
• Oracle Applications の BOM が Windchill の BOM と一致していない。
• Windchill で管理している属性を Oracle Applications のユーザーが Oracle Applications で直接修正した。
• Windchill において、ESI ターゲット組織がコンポーネント、代用部品、または参照指定子に割り当てられていない。
• コンポーネントが無効である。
• 代用部品が無効である。
• 参照指定子が無効である。
• エフェクティビティ日付が無効である (過去の日付は使用できない)。
• エフェクティビティのオフセット (ミドルウェアグローバル変数) が正しく設定されていない。
Usage 要素の ESI レスポンス値が BOM タイプ値と異なる
特定のアセンブリの Usage 要素として ESI レスポンスで送信された値が、製造製品構造ブラウザから「代替 BOM 番号を更新」オプションを使用して指定したアセンブリ部品の BOM タイプの値と異なります。
これは、Windchill ESI の「ビューと配布ターゲットのマッピング」オプションと「ビューと BOM タイプのマッピング」オプションが、アセンブリ部品の作業版数で指定された BOM タイプの値をオーバーライドするように設定されている場合に発生します。たとえば、これらのプリファレンスがそれぞれ "Design:001,Manufacturing:002" および "Design:Engineering,Manufacturing:Production" と設定されている場合、番号が 001 の配布ターゲットにアセンブリをパブリッシングすると、Usage 要素には Engineering という値が送信され、アセンブリ部品に指定された BOM タイプの値はオーバーライドされます。
関連付けられているにもかかわらず、特定の配布ターゲットにアセンブリ内のコンポーネント部品がパブリッシングされない
以下の原因が考えられます。
• 配布ターゲットのステータス属性が「アクティブでない」に設定されている。
• コンポーネント部品を保持するアセンブリ部品に配布ターゲットが関連付けられていない。また、アセンブリ部品に関連付けられたものとは異なる ERP インスタンスに配布ターゲットが属している。
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アセンブリ内のコンポーネントを、アセンブリ部品に関連付けられていない配布ターゲットにパブリッシングするには、アセンブリ部品に関連付けられたすべての配布ターゲットと同じ ERP インスタンスに配布ターゲットが属している必要があります。
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