読み込みのカスタマイズ
読み込みをカスタマイズするには、Windchill\loadFiles ディレクトリに格納されているデータファイルのデータを変更するか、ローカルにカスタマイズしたクラスを読み込むための新しいメソッドを追加します。
ファイルのデータを変更すると、ローカルデータが既存のクラスに読み込まれます。詳細については、データファイルの修正を参照してください。
csvmapfile.txt ファイルについて
csvmapfile.txt ファイルは CSV2XML などの変換ユーティリティへの入力として用意されています。
CSV2XML ユーティリティの詳細については、CSV2XML ユーティリティの使用と XML フォーマットの検証を参照してください。
csvmapfile.txt ファイルを使用して、特定のメソッド呼び出しとデータフィールドをデータファイルの行にマッピングします。マッピングファイルのコードのサンプルは以下のとおりです。
#class,method,real method~attribute 1~attribute 2~….~attribute n
General~create~wt.doc.LoadDoc.createGeneral~user~name~title
~number~type~description~department~saveIn~path~format
~project~domain~lifecycletemplate
* 
上記の行は一続きですが、ここでは読みやすいように改行してあります。連続する行は使用できません。
最初の 2 つのフィールドである class と method は、マッピングファイルのキーです。Windchill で特定の実際のクラスに複数の定義を使用できるように、2 つのキーをマッピングファイルの各行に指定します。それにより、1 つのクラスに別の名前や複数の関数を使用したり、別の入力フィールドを使用したりできます。
class と method は両方とも任意の文字列です。class の値はデータファイルのクラスと一致します。この値は、マッピングファイルとデータファイルを照合する目的でのみ使用されます。したがって、両方のファイルで同じ文字列を使用するかぎり、任意の文字列を使用できます。method の値は、コマンドラインまたは doFileLoad のパラメータとして渡されるメソッド変数と一致します。
実際の method フィールドは、データファイルの値を持つイントロスペクションを使用して呼び出しを読み込む完全修飾されたメソッド名です。属性 1 ~ n は、実際のメソッドに使用されているテキストと一致します。マッピングファイルの順序に従って、データファイルから値が読み込まれます。
csvmapfile.txt ファイルを修正する可能性があるシナリオは以下のとおりです。
データファイルのデータフィールドの順序が異なる。csvmapfile.txt を編集して、データファイルと同じ順序にします。データファイルの修正を参照してください。
新しいサイトクラスを追加する。新しいクラス、実際のメソッド、新しい属性リストを使用してマッピングファイルに新しい行を作成します。新しい読み込みメソッドの作成を参照してください。
新しいクラスに関して csvmapfile.txt ファイルに追加した行の例は以下のとおりです。
NewClass~create~wt.doc.LoadDoc.createNewClass~user~name~title
~number~type~description~department~my_new_attribute~saveIn
~path~format~project~domain~lifecycletemplate
* 
マッピングファイルには、空白の行を入れないでください。エントリの間に空の行を 1 行以上入れると、読み込みに失敗します。
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