セキュリティラベルの編集 - 単一オブジェクト
オブジェクトの既存のセキュリティラベル値を修正するには、「セキュリティラベルを編集」操作を使用します。変更通知やミーティングなど、関連オブジェクトを持つことができないオブジェクトタイプの場合、「セキュリティラベルを編集」ウィンドウの「セキュリティラベル」テーブルにそのオブジェクトの ID が表示されます。
このオブジェクトに対して設定されたセキュリティラベルの値を変更するには、以下の手順に従います。セキュリティラベルを変更できるユーザーについては、既存のオブジェクトのセキュリティラベルの確認と設定を参照してください。
1. 以下から「セキュリティラベルを編集」を選択します。
オブジェクトの右クリック操作メニュー
オブジェクトの情報ページの「操作」メニュー
2. 任意のセキュリティラベル値を設定します。
標準セキュリティラベルでは、セキュリティラベルの横のドロップダウンリストで任意の値を選択します。
複数の値を持つ標準セキュリティラベルの場合、セキュリティラベルの下にあるドロップダウンリストで値のチェックボックスをオンにします。
カスタムセキュリティラベルでは、テキストボックスにリストされた値を修正します。
3. オブジェクトのすべてのバージョンに変更を適用する場合、「セキュリティラベルの変更を編集されたオブジェクトのすべてのバージョンに適用」チェックボックスをオンにします。選択したバージョンだけに変更を適用するには、このチェックボックスをオフにします。管理者によって、必ずすべてのバージョンまたは現在のバージョンだけに変更が適用されるようにシステムが設定されていることがあります。その場合、変更がどのように適用されるかについてメッセージが表示されます。詳細については、セキュリティラベルの設定を開始する前にを参照してください。
4. 「OK」をクリックして変更内容を保存し、ウィンドウを閉じます。
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セキュリティラベルを変更する際には、以下の点に注意してください。
オブジェクトのセキュリティラベルの値を設定する場合は注意が必要です。変更後のセキュリティラベルの値によっては、変更を適用したあとに、自分自身のオブジェクトへのアクセスが制限されることもあるからです。
リストですべての値をオフにして「OK」をクリックすると、変更は適用されず、元の値が維持されます。Null 値を設定するには、リストから Null を選択します。
オブジェクトをチェックアウトした場合は、作業コピーのセキュリティラベルを変更しているのか、オリジナルバージョンのオブジェクトのセキュリティラベルを変更しているのか確認します。オブジェクトの作業コピーを更新するのか、オリジナルコピーを更新するのかは、「セキュリティラベルを編集」操作を実行した場所によって決まります。たとえば、「チェックアウト作業」テーブルから「セキュリティラベルを編集」操作を開始した場合、オブジェクトの作業コピーのセキュリティラベルが変更されます。
チェックアウトしたオブジェクトの、作業コピーではなく、オリジナルバージョンのセキュリティラベルを変更する場合は、以下の点に注意します。
オブジェクトのチェックイン後に有効になるのは作業コピーのセキュリティラベルです。
オリジナルオブジェクトのセキュリティラベルを、オブジェクトをチェックアウトしたユーザーのアクセスを制限するような値に変更した場合、そのユーザーはオブジェクトにチェックインできなくなります。
セキュリティラベルを変更するために、オブジェクトをチェックアウトする必要はありません。オブジェクトへの変更がセキュリティラベルの変更のみである場合は、オブジェクトをチェックアウトしないでください。
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