Windchill クリップボード
Windchill クリップボードを使用すると、Windchill システム内でオブジェクトの切り取り、コピー、および貼り付けを実行できます。クリップボードには、部品やドキュメントなどのオブジェクト、または URL を格納できます。
クリップボードに追加されたオブジェクトは、直接貼り付けるか、個別の操作 (「プロジェクトに追加」など) で貼り付けるか、手動で消去するまで、維持されます。新規オブジェクトをコピーしたり切り取ったりしても、それまでのクリップボードのオブジェクトは除去されません。最新のオブジェクトによって貼り付け操作が決定されます。
クリップボードのアイテムを表示するには、「クイックリンク」 > 「クリップボード」順に選択します。詳細については、「クリップボード」ウィンドウを参照してください。
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デフォルトで、クリップボードに入るオブジェクトの上限は 250 個です。この上限は wt.properties ファイルのプロパティ wt.clipboard.limit を使用して設定されています。管理者はこの上限を上げることができます。ただし、この上限を 1000 以上に設定するとシステムのパフォーマンスが低下することがあります。
クリップボード操作は、Windchill 全体の複数のメニューやテーブル (「フォルダコンテンツ」など) に見られます。
貼り付け
クリップボード操作を実行可能かどうかとその動作の状態は、オブジェクトの場所によって決まります。
オブジェクトのコピーと貼り付け
ソース
宛先
コピーと貼り付け
製品
ライブラリ
プロジェクト
「プロジェクトにオブジェクトを追加」ウィンドウが開きます。関連オブジェクトと依存オブジェクトを収集してプロジェクトと共有するために提供されている操作を使用します。
詳細については、プロジェクトへの PDM オブジェクトの追加を参照してください。
製品
ライブラリ
プログラム
製品またはライブラリオブジェクトは、プログラムにコピーできません。
製品
ライブラリ
製品、ライブラリ
同じ製品またはライブラリ内の別のフォルダ
「コピーとして貼り付け」ウィンドウが開きます。このウィンドウでは、コピーしたオブジェクトの特定の属性を編集できます。これは、「名前を付けて保存」操作と似ています。
プロジェクト
プログラム
プロジェクト
「貼り付けのタイプ」ウィンドウが開きます。このウィンドウでは、オブジェクトを新規オブジェクトとして貼り付けるのか、プロジェクトと共有するのか、オブジェクトリンクとして貼り付けるのかを決定できます。
詳細については、プロジェクト間の共有を参照してください。
プロジェクト
プログラム
プログラム
「貼り付けのタイプ」ウィンドウが開きます。このウィンドウでは、オブジェクトを新規オブジェクトとして貼り付けるのか、オブジェクトリンクとして貼り付けるのかを決定できます。プロジェクトへのコピーと貼り付けと異なり、コピーしたオブジェクトをプログラムと共有することはできません。
詳細については、プロジェクト間の共有を参照してください。
プロジェクト
プログラム
製品、ライブラリ
プロジェクトまたはプログラムオブジェクトは、製品またはライブラリコンテキストにコピーできません。
オブジェクトの切り取りと貼り付け
ソース
宛先
切り取りと貼り付け
すべてのコンテキストタイプ
同じコンテキスト内の別のフォルダ
同じコンテキスト内でオブジェクトを切り取って貼り付けた場合、新しいウィンドウは表示されません。貼り付けられた場所にオブジェクトが表示されるように、ウィンドウが更新されます。
製品
ライブラリ
プロジェクト、プログラム
製品またはライブラリオブジェクトを切り取って、プロジェクトまたはプログラムに貼り付けることはできません。
製品
ライブラリ
製品、ライブラリ
1 つの製品またはライブラリと別の製品またはライブラリとの間でオブジェクトの切り取りと貼り付けを行うと、「移動」ウィンドウが開きます。
詳細については、切り取りと貼り付けを参照してください。
プロジェクト
プログラム
プロジェクト、プログラム
異なるプロジェクトまたはプログラム間で、オブジェクトを切り取って貼り付けることはできません。
プロジェクト
プログラム
製品、ライブラリ
プロジェクトまたはプログラムオブジェクトを切り取って、製品またはライブラリコンテキストに貼り付けることはできません。
詳細については、コンテキスト間でのデータの交換を参照してください。
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Windchill クリップボードは、Ctrl + C や Ctrl + Z のようなキーボードショートカットを認識しません。
Ctrl キーを押しながら右クリックして、ブラウザで使用できるオプションにアクセスします。
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