メインサイトでの新規ファイルサーバーの登録
新規ファイルサーバーをインストールした後、メインサイトに登録する必要があります。
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インストールが完了し、メインサイトからアクセス可能になるまで、ファイルサーバーは登録できません。テーブルには未登録のほかのファイルサーバーも表示される場合があります。それらのファイルサーバーをインストールして登録するかどうかを選択できます。
1. 「ファイルサーバー」テーブルで、登録アイコン をクリックします。
2. 「ファイルサーバーを登録」ページで以下のフィールドに入力して、「OK」をクリックします。
フィールド
説明
ファイルサーバー名
ファイルサーバーの名前。
ファイルサーバー URL
ファイルサーバーのゲートウェイ URL。
ホスト
Windchill メソッドサーバーが実行されているホストの内部名。
ルートフォルダのパス
ファイルサーバーボルトのフォルダが配置されている有効なルートフォルダのパス。
ルートフォルダのパスは、コンテンツが保存されているホスト上の保存先のパスです。必要に応じて、その下にフォルダが自動的に作成されます。
メインサイトシステムは以下の動作を実行します。
サイトおよびサポートオブジェクトの作成
新しく作成されたファイルサーバーへの設定の送信
マウントの検証
検証が問題なく終了すると、「OK」がサマリーとともに表示されます。システムから Windchill サイトマネージャにイベントの通知が送信されます。
エラーが発生した場合は、エラーを通知するメッセージが表示されます。検証が失敗した保存先を修正して、やり直すことができます。
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メインは SSL でレプリカは SSL ではないハイブリッドコンフィギュレーションはサポートされていません。
ファイルサーバー登録用コマンドラインツール
ファイルサーバー登録ツールでは、複数のファイルサーバーを Windchill メインサイトに登録する手順が自動化されます。.properties または .txt フォーマットの入力ファイルを使用して、一度に複数のファイルサーバーを登録できます。
必要条件:
メインサイトとファイルサーバーサイトが稼動している。
ルートフォルダのパスがホストマシンに存在し、空になっている (つまり、ほかのボルトにマウントされていない)。
使用可能な入力ファイルのフォーマットは .properties および .txt. です。
ファイルサーバーを登録するには、windchill シェルから次のコマンドを実行します。
windchill wt.fv.tools.FileServerRegistrationTool register [-u <userName>][-p <password>]
次のコマンドを実行して、使用可能なコマンドラインオプションのリストを参照できます。
windchill wt.fv.tools.FileServerRegistrationTool register --help
有効な引数のリストは以下のとおりです。
--userName=<adminid> - 管理者ユーザーのユーザー ID。
--password=<adminpassword> - 管理者ユーザーのパスワード。
--fileServerName=<site name> - ファイルサーバー名。
--fileServerURL=<UTL> - ファイルサーバー URL。
--hostName=<host name> - ファイルサーバーのホスト名。
--rootFolderPath=<mount path> - ファイルサーバー上のキャッシュボルトのルートフォルダのパス。
--propertiesFilePath=<file path> - 入力プロパティファイルへのパス。
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Windows では、rootFolderPath でダブルスラッシュを使用します。たとえば、C:\\MServers\\MarlinR269\\Windchill\\vaults\\cache などです。
プロパティファイルのパスを使用して、複数のファイルサーバーを同時に登録できます。プロパティファイルのフォーマットは次のとおりです。
FS_NAME.1=***
FS_URL.1=***
FS_HOST.1=***
FS_ROOT_FOLDER_PATH.1=***
FS_CONTAINER_NAME.1=***
FS_NAME.2=***
FS_URL.2=***
FS_HOST.2=***
FS_ROOT_FOLDER_PATH.2=***
FS_CONTAINER_NAME.2=***
FS_CONTAINER_NAME はオプションの入力です。指定しなかった場合、ファイルサーバーはサイトレベルで登録されます。入力フォーマットの例: wt.inf.container.OrgContainer=Demo Organization または wt.pdmlink.PDMLinkProduct=GOLF_CART
上記の入力ファイルフォーマットで、1、2、3 などの数値は個々のサイトを表しています。
このユーティリティを実行すると、サマリーに次のステータスが表示されます。
Successful - 正常に登録されたサイトの名前。
Failed - 登録に失敗したサイトの名前。
Skipped - 以前の実行で正常に登録されたのでスキップされたサイトの名前。
同じ入力ファイルを使用して FileServerRegistrationTool を複数回実行できます。
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