コンフィギュレーション情報の公表
特定の変更を行った場合、レプリカサイトのコンフィギュレーションをメインサイトからレプリカサイトに公表する必要があります。次のいずれかを更新した場合には、コンフィギュレーションを公表しなければなりません。
• コンテンツおよびスケジュールの規則
• wt.properties ファイルの値
メインサーバーおよびレプリカサーバーの両方のセキュリティスキームで匿名ログオンが許可されていること。セキュリティスキームが正しく設定されている場合、レプリカサイトはメインサイトからのリクエストを受信し、検証後、リクエストに応答できます。セキュリティスキームが正しく設定されていない場合、レプリカサイトはメインからのリクエストを特定できません。
ボルトコンフィギュレーションを手動で変更 (たとえば、フォルダまたはボルトを更新した場合など) した後には、コンフィギュレーション情報を公表する必要があります。
コンフィギュレーション情報は
「ボルトコンフィギュレーション」ウィンドウで公表します。このウィンドウを開くには、
「製品」、
「ライブラリ」、および
「サイト」 で > > の順に選択します。
「ボルトコンフィギュレーション」ウィンドウでファイルサーバーを選択し、 > の順に選択します。
ボルトコンフィギュレーション公表用コマンドラインツール
ファイルサーバー登録ツールでは、ボルトコンフィギュレーションをファイルサーバーに公表する手順が自動化されます。このユーティリティを使用して、ボルトコンフィギュレーションを複数のサイトに公表できます。
必要条件:
• メインサイトとファイルサーバーサイトが稼動している。
ボルトコンフィギュレーションを公表するには、windchill シェルから次のコマンドを実行します。
windchill wt.fv.tools.FileServerRegistrationTool broadcast [-u <userName>] [-p <password>]
次のコマンドを実行して、使用可能なコマンドラインオプションのリストを参照できます。
windchill wt.fv.tools.FileServerRegistrationTool broadcast --help
有効な引数のリストは以下のとおりです。
• --userName=<adminid> - 管理者ユーザーのユーザー ID。
• --password=<adminpassword> - 管理者ユーザーのパスワード。
• --fileServerList=<site names> - ファイルサーバー名のコンマ区切りリスト。
fileServerList が指定されていない場合、すべてのファイルサーバーに公表されます。
このユーティリティを実行すると、サマリーに次のステータスが表示されます。
• Successful - 公表に成功したサイトの名前。
• Failed - 公表に失敗したサイトの名前。