テキストの調整の詳細
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既成のモデル化された列挙をカスタマイズするには、「テキストの調整」 UI ツールを使用することを強くお勧めします。詳細については、「テキストの調整」ユーティリティを参照してください。
ほとんどのユーザーインタフェースに表示されるテキストは、HTML でも Java ベースの UI でも、ロケールにかかわらず、RBINFO ファイルに保存されたテキストから生成されます。<Windchill>/src ディレクトリにインストールされたファイルには、PTC テキストが含まれています。表示テキストに加えるサイト変更は、<Windchill>/wtCustom ディレクトリの対応するファイルで行われます。<Windchill>/wtCustom ディレクトリ、<Windchill>/src、および <Windchill>/codebase ディレクトリの RBINFO ファイル間には明確な構造上の関連があります。たとえば、有効なライフサイクル状態のリストはコンパイルされたリソースとして <Windchill>/codebase/wt/lifecycle/StateRB* に、オリジナルの PTC ソースは <Windchill>/src/wt/lifecycle/StateRB*.rbInfo に、サイト修正はすべて <Windchill>/wtCustom/wt/lifecycle/StateRB*.rbInfo に保存される必要があります。
<Windchill>/src 内のファイルは編集できません。これは、メンテナンスインストール中にこれらのファイルが上書きされてサイトの修正内容が失われる可能性があるからです。
RBINFO ファイルに保存されるテキストは 3 種類あります。それらすべてについて、サイト変更は <Windchill>/wtCustom ディレクトリ内のファイルでのみ行う必要があります。
列挙のテキスト (EnumResourceInfo -- 値のリスト) は、<Windchill>/bin/enumCustomize から起動する enumCustomize ツールを使用して変更します。enumCustomize ツールを使用すると、wtCustom ディレクトリに必要なファイルが作成され、置換した値が保存されます。
多くの文字列メッセージ、ユーザーインタフェース (UI) ボタン、およびラベルのテキストは WTListResourceBundle クラスで宣言しますが、これらを変更するには wtCustom/wt/util/resource/resourceCustomize.rbInfo ファイルにサイト固有の値を含めます。
これらの値をカスタマイズする方法については、<Windchill>/src/wt/util/resource/resourceCustomize.rbInfo ファイル内のドキュメンテーションを参照してください。
クラス、属性、関連など、モデル化されたビジネス情報の表示可能なテキスト (MetadataResourceInfo) を変更するには、wtCustom ディレクトリの RBINFO ファイルにサイト固有の値を含めます。テキストエディタを使用して、ファイルでオーバーライドする値のみを入力し、変更しない値は含めません。
実行中の製品でテキストの変更を使用するには、それらを codebase にコンパイルする必要があります。enumCustomize ツールを実行すると、これが自動的に行われますが、EnumResourceInfo リソースのみを対象としています。ただし、Ant スクリプトの <Windchill>/bin/tools.xml および bundle_custom ターゲットを使用すると、3 種類すべてのリソースをコンパイルできます。このスクリプトを使用するには、Windchill シェルを起動し、以下のコマンドを実行します。
ant -f bin/tools.xml bundle_custom -Dbundle.input=registry
Windchill Service Pack インストーラとテンポラリパッチインストーラは、PTC から配布された更新がすべて <Windchill>/wtCustom ディレクトリでサイト変更とマージされるように、どちらもこのコマンドを自動的に実行します。
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