インスタンス翻訳
インスタンス翻訳では、ビジネス要件に基づいて、オブジェクトの各インスタンスに翻訳を追加できます。たとえば、同じ名前の部品でも、ターゲット言語では訳語が異なる場合があります。次の例では、部品 1234 および部品 1236 は英語では同じ名前「CUP」を持ちますが、ドイツ語では各部品の訳語が異なり、「TASSE」と「BECHER」となっています。
インスタンス翻訳は、翻訳可能なオブジェクトの翻訳可能なテキスト属性 (モデル属性およびソフト属性) に対してのみサポートされています。
部品番号
英語の部品名
ドイツ語 (ターゲット言語) に翻訳された部品名
1234
CUP
TASSE
1235
MUG
TASSE
1236
CUP
BECHER
1237
MUG
BECHER
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インスタンス翻訳が有効になっている場合、辞書エントリを使用した翻訳はサポートされません。
インスタンス翻訳の有効化
インスタンス翻訳を有効にするには、次の手順を実行します。
1. 「サイト」 > 「ユーティリティ」 > 「プリファレンス管理」 > 「表示」に移動し、「辞書翻訳表示を有効化」プリファレンスを「はい」に設定します。
2. 「サイト」 > 「ユーティリティ」 > 「永続コンフィギュレーション可能プロパティを管理」に移動し、「複数言語の翻訳モード」「インスタンス翻訳」に設定します。詳細については、複数言語の翻訳モードを参照してください。
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インスタンス翻訳モードに切り替えると、すべてのアクティブな辞書エントリがインスタンス翻訳に移行され、既存の翻訳は変更されません。ただし、すべての非アクティブな辞書エントリは削除されます。Windchill Service Information Manager Translation Management では、インスタンス翻訳モードで翻訳パッケージを作成することはサポートされていません。このモードを実装する際には注意を払い、既存のデータへの影響を慎重に検討することをお勧めします。
3. 必要に応じて、翻訳テキスト属性を作成します。詳細については、「翻訳テキスト属性の作成」を参照してください。
4. オーサリング言語とターゲット言語を指定します。詳細については、「言語の設定」を参照してください。
5. XML ローダーを使用して翻訳を読み込みます。詳細については、次の「インスタンス翻訳用の翻訳の読み込み」セクションを参照してください。
インスタンス翻訳用の翻訳の読み込み
XML ファイルを使用して、外部システムから翻訳エントリを Windchill に読み込むには、以下の手順に従います。これらの翻訳エントリは、インスタンス翻訳用の翻訳テキスト値として使用できます。
1. XML ロードファイルを作成します。次の例を参照してください。
同じ XML ロードファイルを使用して、複数の翻訳を個別のエントリとして読み込むことができます。
<?xml version="1.0"?>
<!DOCTYPE NmLoader SYSTEM "standard13_1.dtd">
<NmLoader>
<csvBeginTranslationInstanceEntries
handler="com.ptc.core.td.LoadTranslationInstance.beginProcessTranslationInstanceEntries" />
<csvTranslationInstanceEntry
handler="com.ptc.core.td.LoadTranslationInstance.createTranslationInstanceEntry">
<csvtypeContext>wt.part.WTPartMaster</csvtypeContext>
<csvtranslatedTextAttribute>Translation_Name</csvtranslatedTextAttribute>
<csvinstanceReference>wt.part.WTPartMaster:131407</csvinstanceReference>
<csvmasterText>LOWER_LEFT_ARM</csvmasterText>
<csvtargetLanguage>ja</csvtargetLanguage>
<csvtranslatedText>LOWER_LEFT_ARM_ja_instance</csvtranslatedText>
</csvTranslationInstanceEntry>

<csvEndTranslationInstanceEntries
handler="com.ptc.core.td.LoadTranslationInstance.endProcessTranslationInstanceEntries" />
</NmLoader>
2. Windchill シェルで次のコマンドを実行して、XML ロードファイルをインポートします。
windchill wt.load.LoadFromFile -d Load File Location -u username -p password
例:
windchill wt.load.LoadFromFile -d LoadTranslations.xml -u username -p password
XML ロードファイルで使用されるタグ
エレメント
オプションか必須か
データ型
説明
csvTranslationInstanceEntry
必須
文字列
com.ptc.core.td.LoadTranslationInstance.createTranslationInstanceEntry を指定した handler 属性が必須です。
csvtypeContext
必須
文字列
翻訳テキスト属性が定義されているタイプ。たとえば、部品マスターの Translation_Name などです。
csvtranslatedTextAttribute
必須
文字列
インスタンス翻訳が必要な翻訳テキスト属性。
csvinstanceReference
必須
文字列
作業版数が適用されたタイプ (部品など) の場合、この値はマスター参照です (例: wt.part.WTPartMaster:<id>)。
csvmasterText
必須
文字列
翻訳するテキスト。
csvtargetLanguage
必須
文字列
「使用可能な言語」グローバル列挙で使用可能な言語列挙エントリの名前。
csvtranslatedText
必須
文字列
翻訳テキスト。
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