サーバー管理 CAD コンフィギュレーション

Visualization Content Service を使用してパブリッシングする場合、config.pro、config.sup などの CAD コンフィギュレーションや、図面および詳細のコンフィギュレーションは Windchill サーバーで管理する必要があります。これらの CAD コンフィギュレーションが存在する Worker 設定に Windchill 管理者が直接アクセスできないことがその理由です。

Visualization Content Service でこれらの CAD コンフィギュレーションを使用できるようにするには、次の手順を実行します。

1. コンフィギュレーションファイル config.sup および config.pro を <shape type>_configuration.zip フォーマットで圧縮します (例: PROE_configuration.zip)。

コンフィギュレーションファイルは、サイト、組織、および製品のコンテキストタイプで設定できます。コンフィギュレーションファイルが異なるコンテキストレベルで設定されている場合、最も低いレベルのファイルが使用され、上位レベルで設定されているファイルとはマージされません。たとえば、組織コンテキストレベルで設定されているファイルは、具体的なコンテキストのニーズに対応するため、子コンテキスト (製品など) ではオーバーライドされます。詳細については、「コンテキスト継承」を参照してください。

ユーザーまたは管理者がこれらのファイルを更新すると、VCS Worker が自動的に再起動します (ユーザーの操作は必要ありません)。

オーバーレイレシピと同様に、CAD コンフィギュレーションはパブリッシング規則によって駆動できます。パブリッシング規則を使用して設定するには、次の手順を実行します。

VCS ではコンフィギュレーションファイルが検証されないため、アップロード時にファイルに有効なコンフィギュレーションオプションがあることを確認します。

3. パブリッシング規則ファイルで、タグ tool-config-file="<shape type>_Configuration.zip を使用して任意のコンフィギュレーション ZIP ファイルを参照します。この ZIP ファイル名の値では大文字と小文字は区別されません。

このリリースでは、config.pro および config.sup ファイルでの Creo Parametric コンフィギュレーションについてのみサポートが提供されています。将来のリリースでは、その他のコンフィギュレーションタイプについてもサポートが提供される予定です。