Visualization Content Service を使用したパブリッシング
Visualization Content Service (VCS) は、
Windchill の CAD データのパブリッシングに使用できるマルチクライアント SaaS サービスです。パブリッシングの詳細については、
「Windchill Visualization Services 管理」を参照してください。Windchill Visualization Services の詳細については、
「Windchill Visualization Services を使用する前に」を参照してください。
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現在のところ、VCS を使用したパブリッシングでは Creo のみがサポートされています。
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VCS を使用した場合、パブリッシングプロセスをローカルで使用する際にインフラストラクチャ (コンフィギュレーションおよびメンテナンス) コストへの投資が不要になります。たとえば、VCS を使用しないでパブリッシングプロセスを利用するには、サーバーの設定、Creo などの CAD ツールのインストール、Creo View Adapters のインストールと Worker の設定、ローカルでのハードウェアのホスト、サーバーの保守、定期的なサーバーのアップグレードへの投資が必要です。VCS を使用すると、インフラストラクチャの構築と管理に関する手間を省くことができます。
VCS はマルチクライアントサービスなので、複数の Windchill クライアントを同時に接続できます。また、PTC では、最新バージョンの CAD ツールと Worker をパブリッシングに確実に使用できます。VCS を使用する際の要件は、ポータブルワークスペース (PWS) とその他のサポートファイルをアップロードするために、ユーザーが Microsoft Azure ストレージアカウントまたは Amazon Web Services (AWS) S3 バケットを保持していることのみです。VCS によって生成されたビューデータも、設定済みのストレージアカウントにアップロードされます。
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VCS パブリッシング用のバックグラウンドメソッドサーバー (BGMS) を使用して Windchill サーバーを設定することをお勧めします。
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以下のセクションでは、VCS を使用したパブリッシングについて詳しく説明します。