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ThingWorx Composer へのエンティティのインポート
ThingWorx Composer の「Thing」は、プロパティとビジネスロジックを持つ、物理的なオブジェクト、アセット、製品、システム、人、またはプロセスをデジタルで表したものです。ここでは、デジタルオンライン部品ストアを表す shoppingThing を作成します。これは ThingWorx Composer にインポートして、後で Vuforia Studio から使用できます。
1. GitHub からの metaShoppingEntities.twx ファイルがあることを確認してください。
2. ThingWorx でのインポートとエクスポート/データ、エンティティ、拡張機能のインポートおよびエクスポート」に記載されている手順に従って、metaShoppingEntities x ファイルを Composer にインポートします。
3. ThingWorx インスタンスにインポートした後、shoppingThing を開きます。
4. 「一般情報」タブには Thing に関する一般的な情報が表示されます。ここでは 「名前」「説明」「タグ」「Thing Template」が表示されています。タグは ThingWorx エンティティをグループ化または分類する場合に使用し、Thing Template は共通の基準や機能に基づいて新しい Thing を作成する場合に使用します。
5. 「エンティティ情報」「サービス」タブを開きます。サービスは Thing が実行可能な機能です。ここでは getPriceAvailability サービスが shoppingThing Thing に関連付けられています。getPriceAvailability サービスは選択した部品の部品番号に関する入力情報を取得し、クワッドコプターモデルで各部品を表す際に使用される部品番号と同じ部品番号を持つオブジェクトに関連付けられている一連の値を出力します。
a. 「入力」には pid というテキスト文字列が表示されています。このテキスト文字列は、Vuforia Studio エクスペリエンスのクワッドコプターに使用されている部品の部品番号に関連付けられています。
b. 「出力」セクションには result という変数が表示されています。この変数はインフォテーブルです。つまり、ThingWorx に保存されている値のデータテーブルです。
c. 「スクリプト」セクションにはサービスの実行時にトリガーされるコードが表示されています。このスクリプトは最初に quote という名前の空のインフォテーブルを作成します。次に、products という名前の配列を作成します。この配列には、各部品の部品番号 (pid) と価格が文字列として含まれているオブジェクトと、部品が使用可能かどうかを示す availability という名前のブール値が含まれています。newEntry というオブジェクトが作成され、選択した部品の可用性、価格、部品番号が保存されます。スクリプトに追加されている for ループは products 配列を実行し、pid の入力情報と products 配列内の部品の pid プロパティとの照合を行い、部品の可用性と価格に応じて newEntry オブジェクトを更新します。newEntry オブジェクトの情報が新しい行として quote テーブルに追加されます。この情報は result 変数が結果を Vuforia Studio に返す際に出力されます。
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価格は Creo Illustrate のモデルに追加したものとは異なります。
6. 「アクセス許可」「ランタイム」タブを開き、ThingWorx インスタンスと Vuforia Studio インスタンスのアカウントに shoppingThing に対するフルアクセス許可が付与されていることを確認します。これにより、Vuforia Studio でサービスを呼び出せるようになります。
次は、Thiing を Vuforia Studio に追加します。