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モデルターゲット
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モデルターゲットのベストプラクティスとトラブルシューティングについては、以下のトピックを参照してください。
このウィジェットの機能
「モデルターゲット」ウィジェットでは、3D モデルを使用して、エクスペリエンスで物理オブジェクトを追跡することができます。
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モデルターゲットが適切に追跡するためには、Vuforia Studio のモデルのスケールサイズが、物理オブジェクトの実際のサイズと一致している必要があります。インポートした 3D モデルがオブジェクトの物理サイズと一致しない場合は、「モデル」ウィジェットの「スケール」プロパティを使用して調整します。
このウィジェットを使用するケース
ランタイムで「モデルターゲット」を使用して、その 3D 表示と比較することによって物理オブジェクトを認識し、製品の物理的なマーカーを必要とせずに 3D 拡張を表示できます。
このウィジェット固有のプロパティ、サービス、イベント、操作
一般的なウィジェットのプロパティ、サービス、イベントのリストについては、共通のウィジェットプロパティ、サービス、イベントを参照してください。
Vuforia Studio および Experience Service の 9.13.0 以降を実行している場合、以下のテーブルにリストされている、このウィジェットに固有の読み取り専用のプロパティ、サービス、イベントを参照してください。JavaScript のプロパティと API の詳細については、「Model Target Web API」を参照してください。
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実行中の Experience Service のバージョンが不明な場合は、管理者にお問い合わせください。
プロパティ名
説明
モデルターゲットを設定
モデルターゲットを設定できます。詳細については、モデルターゲットの設定を参照してください。
モデルターゲットのタイプ
モデルターゲットを設定すると、モデルターゲットのタイプがここに表示されます。
「標準」 - 単一角度から認識しなければならないオブジェクトに最適です。
「アドバンス」 - 任意の角度 (360 度) から認識できるオブジェクトに最適です。
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アドバンスモデルターゲットは、使用している Experience Service でアドバンスモデルターゲットを有効にするようにリクエストした PTC ユーザーのみが使用できます。PTC クラウドユーザーがリクエストを作成するには、サポートケースをオープンし、「製品」フィールドから Vuforia Studio を選択し、「PTC クラウド サービスでケースをオープンしますか?」ドロップダウンメニューから「はい - PTC クラウド環境についてのアクティビティ (更新、ビルド、アップグレードなど) または情報をリクエストします」を選択します。オンプレミスのユーザーの場合は、「アドバンスモデルターゲット生成のリクエスト」を参照してください。
標準モデルターゲットとアドバンスモデルターゲットの詳細については、標準モデルターゲットとアドバンスモデルターゲットを参照してください。
トラッキングを最適化
モデルターゲットを設定すると、選択した最適化のタイプがここに表示されます。
「デフォルト」または「特徴が少ないオブジェクト」が表示されます。
外観
モデルターゲットを設定すると、選択した外観のタイプがここに表示されます。
ジオメトリ簡略化
モデルターゲットを設定すると、モデルが簡略化されているかどうかがここに表示されます。
トラッキング
カメラがターゲットを認識すると有効になります。
モデルウィジェット ID
関連するモデルの ID。
イベント
JavaScript
説明
トラッキング取得
trackingacquired
トラッキングを開始したときにトリガーされます。
トラッキング紛失
trackinglost
トラッキングが失われたときにトリガーされます。
Vuforia Studio および Experience Service の 9.12.0 以前のバージョンを実行している場合、以下のテーブルにリストされている、このウィジェットに固有のプロパティ、サービス、イベントを参照してください。
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実行中の Experience Service のバージョンが不明な場合は、管理者にお問い合わせください。
プロパティ名
JavaScript
タイプ
説明
初期トラッキング位置
detectionPosition
json
モデルの初期トラッキング位置を設定できます。
モデルターゲットのタイプ
modelTargetType
string
モデルターゲットを設定すると、モデルターゲットのタイプがここに表示されます。
「標準」 - 単一角度から認識しなければならないオブジェクトに最適です。
「アドバンス」 - 任意の角度 (360 度) から認識できるオブジェクトに最適です。
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アドバンスモデルターゲットは、使用している Experience Service でアドバンスモデルターゲットを有効にするようにリクエストした PTC ユーザーのみが使用できます。
PTC クラウドユーザーがリクエストを作成するには、サポートケースをオープンし、「製品」フィールドから Vuforia Studio を選択し、「PTC クラウド サービスでケースをオープンしますか?」ドロップダウンメニューから「はい - PTC クラウド環境についてのアクティビティ (更新、ビルド、アップグレードなど) または情報をリクエストします」を選択します。
オンプレミスのユーザーの場合は、「アドバンスモデルターゲット生成のリクエスト」を参照してください。
標準モデルターゲットとアドバンスモデルターゲットの詳細については、標準モデルターゲットとアドバンスモデルターゲットを参照してください。
オブジェクトが静的
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このプロパティは、3D アイウェアプロジェクトでは使用できません。
staticModeStr
boolean
エクスペリエンスの物理オブジェクトが固定され、移動しない場合は、このチェックボックスをオンにします。たとえば、自動車や大きな機械などです。
この設定と「オブジェクトの表面に光沢がある」の設定の両方が有効になっている場合、反射サーフェスを持つ大きなオブジェクトに対するトラッキングが強化され、AI に基づくトラッキング技術が有効になり、オブジェクトが移動していないかぎりトラッキング品質と堅牢性が大幅に向上します。
オブジェクトの表面に光沢がある
carModeStr
boolean
エクスペリエンスの物理モデルが自動車の外装または同様に反射率の高い大きなオブジェクトである場合に、このチェックボックスをオンにします。このプロパティを有効にすると、トラッキングのパフォーマンスが最適化され、CPU の負荷が高くなる代わりに特定の状況でのドリフトが減少します。
トラッキング
istracked
boolean
カメラがターゲットを認識すると有効になります。
モデルウィジェット ID
model
string
関連するモデルの ID。
イベント
JavaScript
説明
トラッキング取得
trackingacquired
トラッキングが確立されたときにトリガーされます。渡されるパラメータはウィジェット ID です。
トラッキング紛失
trackinglost
トラッキングが失われたときにトリガーされます。渡されるパラメータはウィジェット ID です。