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無人モード
インストールオプション
次の表に、インストーラの動作の制御に使用するオプションを示します。
オプション
デフォルト値
説明
authType
twxUser
認証方法のタイプ。
使用可能な値は次のとおりです。
twxUser
openidUser
dbDatafileDir
C:\ptc\studio-es-store
データファイルのディレクトリ。
dbDatafileName
db.sqlite
データファイル名。
debugtrace
なし
デバッグファイルの名前。
debuglevel
2
インストーラのログファイルに書き込む情報量を決定します。有効な値は次のとおりです。
0
1
2
3
4
0 は最も簡潔な情報量、4 は最も冗長な情報量を示します。
dbUseSsl
false
PostgreSQL サーバーには TLS が必要です。
help
なし
有効なオプションのリストを表示します。
httpsCertType
pem
使用可能な値は次のとおりです。
pem
pem pfx
installer-language
en
使用可能な値は次のとおりです。
en
ja
de
fr
ko
zh_CN
zh_TW
es
it
installDir
Linux: /opt/ptc/studio-es
Windows: C:\ptc\studio-es
ソフトウェアがインストールされているディレクトリ。
installType
new
許可されている値は次のとおりです。
new - 新しいインストールが作成されます。この場合、– installDir には空のディレクトリを指定する必要があります
upgrade - 既存のインストールがアップグレードされます。この場合、– installDir には Experience Service の既存のインストールを含むディレクトリを指定する必要があります
isEncryptedPem
0
秘密キーを暗号化します。
mode
win32
使用可能な値は次のとおりです。
win32
unattended
mtgEnable
false
モデルターゲットの生成を有効にします。
pemPassphrase
なし
PEM 証明書のパスフレーズ。
protocol
https
使用可能な値は次のとおりです。
https
http
twxAdminPwd
なし
twxAdminUser で指定されたユーザー名のパスワード。
twxAdminToken
なし
これは SSO を設定する場合にのみ適用されます。
twxAdminUser
Administrator
ThingWorx サーバーに対する管理アクセス許可が付与されているアカウントのユーザー名。
twxConfigurePublicAccess
true
許可されている値は次のとおりです。
true - ThingWorx サーバーがパブリックアクセスをサポートするように設定されます
false - ThingWorx サーバーがパブリックアクセスをサポートしないように設定されます詳細については、ThingWorx に対するパブリックアクセスの設定を参照してください。
unattendedmodeui
none
許可されている値は次のとおりです。
none - ユーザー操作は必要なく、出力は表示されません
minimal - ユーザー操作は必要なく、インストールの進行状況を示すポップアップが表示されます
minimalWithDialogs - インストーラのロジックによっては、いくつかのユーザー操作が必要になる場合があります
useSsl
true
許可されている値は次のとおりです。
true - Experience Service でセキュリティで保護された HTTPS プロトコルが使用されるようにインストーラで設定します。この場合、- sslKeyFile および sslCertFile オプションには、有効な秘密キーとパブリック証明書ファイルのパスを指定する必要があります
false - Experience Service がセキュリティで保護されていない HTTP プロトコルを使用するように設定されます
version
なし
製品情報を表示します。
コンフィギュレーションオプション
次の表に、インストーラによってリクエストされるコンフィギュレーションパラメータの値の指定に使用するオプションを示します。最後の列は同等のコンフィギュレーションパラメータの名前を示しています。詳細については、コンフィギュレーションパラメータを参照してください。
オプション
デフォルト値
コンフィギュレーションパラメータ
clientId
studio-es
clientSecret
dbDatafile
Linux: /srv/ptc/studio-es/db.sqlite
Windows: C:\ptc\studio-es-store\db.sqlite
db.datafile
dbHost
localhost
db.connectionString
dbName
なし
db.connectionString
dbPort
5432
db.connectionString
dbPwd
なし
db.connectionString
dbType
SQLiteHandler
dbHandler
dbUser
なし
db.connectionString
defaultDomainName
<hostname>.local
defaultDomainName
esPort
2019
port
isEncryptedPfx
0
issuer
なし
openidSessionTimeout
480 (分)
pfxCertFile
なし
pfxPassphrase
なし
projectsDir
Linux: /srv/ptc/studio-es/projects
Windows: C:\ptc\studio-es-store\projects
projects.store
redirectUri
なし
repsDir
Linux: /srv/ptc/studio-es/reps
Windows: C:\ptc\studio-es-store\reps
reps.store
sslCaFile
(empty)
https_ca
sslCertFile
Linux: /opt/ptc/studio-es/cert/STAR_thingserver.crt
Windows: C:\ptc\studio-es\cert\STAR_thingserver.crt
http_crt
sslKeyFile
Linux: /opt/ptc/studio-es/cert/STAR_thingserver.key
Windows: C:\ptc\studio-es\cert\STAR_thingserver.key
https_key
twxUrl
http://localhost:8080/Thingworx
proxies.0.target
upgradeDir
Linux: /srv/ptc/studio-es/upgrade
Windows: C:\ptc\studio-es-store\upgrade
upgrade.store
コマンドラインでのオプションの指定
上記で説明したように、無人モードでインストーラを実行する場合、インストールオプションをコマンドラインで指定できます。この場合、オプション名の前に 2 つのダッシュ (--) を追加します。たとえば、ThingWorx 管理者のパスワードを除くすべてのオプションにデフォルト値を指定し、無人モードでインストーラを実行するには、次のようなコマンドを実行します。
Linux: $ <インストーラファイルの名前>.run --mode unattended --twxAdminPwd secret
Windows: start /W <インストーラファイルの名前>.exe --mode unattended --twxAdminPwd secret
デフォルト値はコマンドラインで指定されていないオプションに使用されます。
オプションファイルでのオプションの指定
インストーラを無人モードで実行している場合、コマンドラインでインストールオプションを指定する代わりに、オプションファイルでオプションを指定できます。オプションファイルは、設定する必要のあるすべてのパラメータが含まれているプロパティファイルです。各オプションの値はそれぞれ異なる行に指定され、オプション名、イコール記号 (=)、オプションの値という順で構成されています。次に例を示します。
debuglevel=3
installDir=/opt/es
twxAdminUser=SuperUser
twxAdminPwd=secret
esPort=443
dbType=postgresHandler
dbHost=db.example.com
dbName=ES
dbUser=esdbuser
dbPwd=secret
デフォルト値はオプションファイルで指定されていないオプションに使用されます。
install.options という名前のオプションファイルのオプションを指定し、無人モードでインストーラを実行するには、次のコマンドを使用します。
Linux: $ <Name of installer file>.run --mode unattended --optionfile install.options
Windows: start /W <name of installer file>.exe --mode unattended --optionfile install.options