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Step Check でのフォーカス領域の設定
概要
Step Check でフォーカス領域を設定すると、必要なトレーニングイメージの数を減らすことで、セットアッププロセスを合理化できます。状態ごとに何百個もの例をキャプチャする代わりに、「合格」状態または「不合格」状態 (あるいはその両方) のサムネイルイメージを 1 つ選択し、検査する重要な領域をハイライトするフォーカス領域を定義できます。このアプローチでは、精度を維持しながらより速く効率的なセットアップが可能になり、Step Check を幅広いユースケースに簡単に適用できます。たとえば、次のようなユースケースがあります。
継続的なエラー状態 - 多数のコンポーネントが誤った位置にあり、1 つだけが正しい位置にある場合、考えられるすべての失敗のバリエーションをキャプチャすることは非現実的です。フォーカス領域を使用すると、必要な「合格」イメージは 1 つだけです。Step Check は、考えられるすべてのエラー状態に対する失敗例を必要とせずに、「合格」の結果または「わからない」の結果を返します。
不明なエラー状態 - 何かが正常に見えることを確認することが目的である場合 (たとえば、目に見える異常がないプリンタヘッド)、すべての潜在的な失敗状態を予測したり、その例を収集したりすることは不可能な場合があります。この場合、フォーカス領域が定義された単一の「合格」イメージがあれば十分です。Step Check は、「合格」または「わからない」を返し、予期される外観から逸脱しているものにフラグを付けるのに役立ちます。
可用性が低いイメージ - 一部の環境 (特にデプロイメントの初期や、まれな失敗モード) では、状態ごとに 1 つのイメージしか使用できない場合があります。たとえば、コードが正しく接続されていることを確認する場合などです。「合格」に対して 1 つのイメージ、「不合格」に対して 1 つのイメージがある場合、両方のフォーカス領域を定義できます。Step Check は、選択された領域に基づいて、「合格」、「不合格」、または「わからない」を返します。完全なトレーニングセットは必要ありません。
以下のテーブルは、Step Check のコンフィギュレーションに基づいて返される結果を示しています。
コンフィギュレーション
「合格」の結果が返される
「合格」状態のアイコン
「不合格」の結果が返される
「不合格」状態のアイコン
「わからない」の結果が返される
「わからない」状態のアイコン
標準の Step Check
はい
はい
はい
フォーカス領域が「合格」状態のみに設定されている
はい
いいえ
はい
フォーカス領域が「不合格」状態のみに設定されている
いいえ
はい
はい
フォーカス領域が「合格」状態と「不合格」状態の両方に設定されている
はい
はい
はい
フォーカス領域による標準の Step Check 動作の変更
フォーカス領域を定義すると、Step Check の動作が根本的に変わることに注意してください。フォーカス領域を設定した後は、次のようになります。
「トレーニングを開始」ボタンは使用しません。フォーカス領域があるステップではトレーニングは必須ではないか、トレーニングを実行できません。
トレーニングイメージを追加しても、結果が直接的に向上することはありません。ただし、以下のように、有効に活用できる場合もあります。
新しくキャプチャしたイメージからより適切なサムネイルイメージを選択し、新しいフォーカス領域を適用できます。
「不合格」イメージが最終的にキャプチャされた場合は、そのイメージにフォーカス領域を適用して「不合格」検出を有効にすることができます。
時間の経過とともに十分なイメージが収集された場合、標準の Step Check に切り替えてトレーニングを開始し、堅牢性を向上させることができます。
フォーカス領域の設定
1. 通常どおりにStep Check を設定します。
2. 手順をパブリッシュした後、Vuforia Vantage で開きます。
3. Vantage で、「Step Check のトレーニング」を選択し、手順を実行していくつかのイメージをキャプチャします。次の点に注意する必要があります。
標準の Step Check のように多数のトレーニングイメージをキャプチャする必要はありません。フォーカス領域を使用する場合、少なくとも 1 つの高品質のイメージをキャプチャするだけで十分です。
1 つの状態 (「合格」など) のみのイメージをキャプチャした場合、Step Check は、その状態の結果または「わからない」の結果 (灰色の目のアイコンで表される) を返します。「合格」と「不合格」の両方の結果を取得するには、両方の状態に対して少なくとも 1 つのイメージをキャプチャする必要があります。
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カスタムイメージをアップロードしてサムネイルとして使用し、フォーカス領域を設定することもできます。詳細については、サムネイルとして使用するカスタムイメージのアップロードを参照してください。
4. Vantage で手順が実行され、状態に対して少なくとも 1 つのイメージがキャプチャされたら、Vuforia Editor に戻ります。
5. ステップに対する Step Check の「ダッシュボード」を開き、「フィルタ」ドロップダウンから「サムネイルとして使用可能」を選択します。
6. フィルタされたイメージから、その状態に対する最高の品質と表示を選択し、イメージ上の三点リーダーをクリックします。「サムネイルとして設定」を選択します。
7. イメージが状態のサムネイルとして設定されたら、サムネイルイメージの下の「フォーカス領域を設定」をクリックします。
8. 「フォーカス領域を設定」ウィンドウで、AI が状態を決定する際に最も注目すべきイメージ領域をハイライトします。「フォーカス領域を設定」ウィンドウのツールの使用方法に関する詳細は、「フォーカス領域を設定」のツールを参照してください。
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フォーカス領域が小さく具体的であるほど、Step Check によるステップの評価がより正確になります。領域を厳密に定義することにより、AI が、最も関連性の高い視覚的な詳細に集中することができます。
9. 設定したフォーカス領域に問題がなければ、「OK」をクリックします。
10. 次に、「STEP CHECK」タブに移動し、「STEP CHECK モード」「アクティブ」に設定します。また、Vantage での結果表示が次のいずれかに設定されていることを確認します (結果を Vuforia Vantage で表示する場合は、「サイレント」に設定しないでください)。
合格または不合格で自動続行
合格のみで自動続行
推奨
11. 手順を再パブリッシュします。
12. これで、ステップのフォーカス領域を Step Check で使用する準備が整いました。
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「合格」状態のフォーカス領域があるサムネイルのみを使用して Step Check を設定することができます。この場合、「合格」の結果または「わからない」の結果 (灰色の目のアイコンで表される) が返されます。「合格」と「不合格」の両方の結果を取得するには、両方の状態のサムネイルにフォーカス領域を定義する必要があります。
フォーカス領域の除去
フォーカス領域を使用する必要がなくなり、標準の Step Check トレーニングプロセスに戻る場合は、サムネイルイメージからフォーカス領域を除去できます。これにより、簡略化されたセットアップが無効になり、Step Check は複数のイメージを使用した従来のトレーニングに依存できるようになります。フォーカス領域が設定されているサムネイルイメージを見つけます。イメージ上の三点リーダーをクリックし、「フォーカス領域を編集」を選択します。ハイライト表示された領域 (フォーカスマスク) を削除または消去します。変更内容を保存します。手順を再パブリッシュします。
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「合格」と「不合格」のサムネイルの両方にフォーカス領域を設定した場合は、その両方からフォーカス領域を除去するようにしてください。いずれかの状態にフォーカス領域が残っていると、ステップが標準の Step Check に戻ることができなくなります。
1. Step Check の「ダッシュボード」を開きます。
2. サムネイルを見つけて「フォーカス領域を編集」をクリックします。
3. ハイライトをすべて消去するには、「全消去」アイコンをクリックします。
4. 手順を再パブリッシュします。
5. これで、ステップで標準の Step Check トレーニングが使用されるようになります。
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