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Vuforia Expert Capture 3.14.0 の最新情報
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PTC Admin Center の最新情報については、PTC Admin Center のヘルプセンターの「リリースノート」を参照してください。
Vuforia Editor
手順 .zip をダウンロードする機能
すべての手順コンテンツの .zip ファイルをダウンロードするための新しいオプションが使用可能になりました。これは「パブリッシュ」タブと「バージョンおよび履歴」テーブルから使用できます。.zip に含まれている .html ファイルを使用して、Vuforia Expert Capture の外部で手順のコンテンツを表示できます。コンテンツは、手順のコンテンツのアーカイブ要件を満たすために Vuforia の外部に保存できます。
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手順の Word ドキュメントのエクスポートは、この変更の一部として廃止予定になりました。「パブリッシュ」タブから「Word ドキュメントをダウンロード」タイルが除去されました。
詳細については、手順のエクスポートを参照してください。
Step Check の機能強化
Step Checkの機能が次のように改善されました。
Step Check の信頼度の上限値が更新され、AI モデルの精度が使用されるようになりました。以前は、上限値には呼び出しが表示されていました。
Step Check の名前を変更する場合、名前を空のままにしたり、空白スペースのみで構成したりすることはできません。さらに、名前の先頭または末尾のスペースが自動的に除去されます。
「読み取り」アクセス許可のみを持つ作成者に、Step Check の信頼度の値が表示されるようになりました。また、Step Check ダッシュボードのフィルタを使用することもできます。
「STEP CHECK」タブで TAB キーが適切に動作しない問題が解決しました。TAB キーは次のように動作するようになりました。
TAB キーを押すと、次のステップに進みます。
Shift + TAB キーを押すと、前のステップに移動します。
最後のステップに達すると、TAB キーを押してもバックグラウンドに新しいステップは作成されません。
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「編集」タブの既存の TAB キーの動作は変更されていません。ナビゲーションは以前のリリースと同じように機能し、最後のステップに達すると、新しいステップが作成されます。
既知の問題: Mac OS 用の Chrome では、ファイルを Vuforia Editor にアップロードできない
Mac 用の Chrome では、Chrome 122.0.0.0 および 123.0.0.0 を使用しているときにユーザーがファイルを Vuforia Editor にアップロードできない既知の問題が現在発生しています。前述のいずれかのバージョンの Chrome を Mac で使用している場合は、Chrome 123.0.6312.10 にアップデートして問題を解決してください。
Google によると、この問題は Chrome 124.0.0.0 では解決しているとのことです。詳細については、Google の IssueTracker を参照してください。
Vuforia Vantage
iOS
Step Check機能が次のように更新および機能強化されました。
Step Check トレーニングカードの次のテキストが更新され、誤りが訂正されて誤解を招くことがなくなりました。
トレーニングの状態選択のテキスト
トレーニングに成功したメッセージのテキスト
Step Check トレーニングセッションを終了すると、ユーザーは手順の開始画面にリダイレクトされるようになりました。以前は、トレーニングセッションの終了時に手順が完全に終了していました。
Step Check の「自動イメージフィードバック」機能に使用される内部ロジックが更新され、不鮮明なイメージがキャプチャされることが少なくなりました。デバイスが Step Check 領域に近すぎる場合、またはカメラがフォーカスを調整している場合には、フィードバックイメージは撮影されません。さらに、内部イメージのスコアリングでは、鮮明なフィードバックイメージが不鮮明なイメージより常に優先されるようになりました。
Step Check のオクルージョン処理の内部ロジックが更新されました。3D オブジェクトによって隠れた位置から Step Check 領域を表示している場合、Step Check の結果は返されず、トレーニングイメージは収集されません。これらの変更により、精度がより向上しました。既存のオクルージョン基準は適度に緩和もされており、わずかに隠れたイメージを受け入れます。これにより、Step Check は、表示位置が別の構造によって部分的に隠れることが頻繁に起こる場合など、より妨げられたシナリオでも動作できるようになります。
トラッキングが取得されたときに再生されるアニメーションが 4 秒から 1 秒に短縮されました。
次のバグに対処しました。
「セットアップ」モードのステップで「自動イメージフィードバック」が正しく動作しなかった問題が解決しました。
ユーザーが Step Check トレーニングモードを開始したときに、シリアル ID が必要な手順について、シリアル ID が指定されていないというメッセージが誤って画面の下部に表示される問題が解決しました。
新しいバージョンの手順がパブリッシュされたときに保存済みセッションを開くと、Step Check トレーニングで次の問題が発生する問題が解決しました。
新しいバージョンをユーザーに知らせるポップアップがセッション開始時に 1 回表示され、「Step Check のトレーニング」をクリックすると再び表示されました。それ以降の処理は終了していました。最初のポップアップは適切に動作しており、2 番目のポップアップは適切ではありませんでしたが、修正されました。以前は、この問題の次善策として、モバイルデバイス上の手順を閉じて、新しく開いていました。
ダウンロードした手順がダウンロード順 (適切な動作) ではなく、アルファベット順に誤って並べ替えられていた問題が解決しました。
ユーザーが別の組織からプライベート手順をロードしようとしたときに表示されるエラーメッセージに誤ったテキストが表示されていた問題が解決しました。たとえば、組織 A のユーザーが組織 B からプライベート手順をロードしようとした場合などです。
Android
Step Check機能が次のように更新および機能強化されました。
Step Check トレーニングセッションを終了すると、ユーザーは手順の開始画面にリダイレクトされるようになりました。以前は、トレーニングセッションの終了時に手順が完全に終了していました。
Step Check の「自動イメージフィードバック」機能に使用される内部ロジックが更新され、不鮮明なイメージがキャプチャされることが少なくなりました。デバイスが Step Check 領域に近すぎる場合、またはカメラがフォーカスを調整している場合には、フィードバックイメージは撮影されません。さらに、内部イメージのスコアリングでは、鮮明なフィードバックイメージが不鮮明なイメージより常に優先されるようになりました。
Step Check のオクルージョン処理の内部ロジックが更新されました。3D オブジェクトによって隠れた位置から Step Check 領域を表示している場合、Step Check の結果は返されず、トレーニングイメージは収集されません。これらの変更により、精度がより向上しました。既存のオクルージョン基準は適度に緩和もされており、わずかに隠れたイメージを受け入れます。これにより、Step Check は、表示位置が別の構造によって部分的に隠れることが頻繁に起こる場合など、より妨げられたシナリオでも動作できるようになります。
Step Check トレーニングカードの次のテキストが更新され、誤りが訂正されて誤解を招くことがなくなりました。
トレーニングの状態選択のテキスト
トレーニングに成功したメッセージのテキスト
トラッキングが取得されたときに再生されるアニメーションが 4 秒から 1 秒に短縮されました。
次のバグに対処しました。
「セットアップ」モードのステップで「自動イメージフィードバック」が正しく動作しなかった問題が解決しました。
ユーザーが Step Check トレーニングモードを開始したときに、シリアル ID が必要な手順について、シリアル ID が指定されていないというメッセージが誤って画面の下部に表示される問題が解決しました。
手順の実行中に Vuforia Vantage がバックグラウンドに送信され、再びフォアグラウンドに戻されたときに、ジェネリックフッターが表示されなくなっていた問題が解決しました。
新しいバージョンの手順がパブリッシュされたときに保存済みセッションを開くと、Step Check トレーニングで次の問題が発生する問題が解決しました。
新しいバージョンをユーザーに知らせるポップアップがセッション開始時に 1 回表示され、「Step Check のトレーニング」モードを終了すると再び表示されました。最初のポップアップは適切ですが、2 番目のポップアップは適切ではありませんでした。ブロックされる機能はありませんでしたが、問題は修正されました。
Vuforia Insights
「監査履歴」テーブルで使用可能な追加のデータ列
「監査履歴」テーブルの上にある「列を選択」オプションで、次の追加のデータ列および対応するフィルタを使用できるようになりました。
設定名
新規値
前の値
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3 つの追加の列オプションはすべて、「組織設定更新済み」イベントに関連しています。
詳細については、「監査履歴」タブを参照してください。
新規監査履歴イベント
ユーザーが次の操作を実行した場合に、監査履歴イベントがログに記録されるようになりました。
手順 .zip ファイルを生成
手順 .zip ファイルをダウンロード
詳細については、「監査履歴」タブを参照してください。
監査証跡レポートフォーマットの更新
Web ブラウザに表示される列の順序と選択に合わせて「監査証跡レポート」のフォーマットが更新されました。このレポートには、Vuforia 設定の組織設定に対する更新も含まれるようになりました。
詳細については、監査履歴レポートのダウンロードを参照してください。
Distribution Center
「手順の zip をダウンロード」に置き換えられた「Word ドキュメントをダウンロード」オプション
「Word ドキュメントをダウンロード」オプションは、手順のコンテンツの .zip をダウンロードするオプションに置き換えられました。この更新は次の 2 つの場所で行われました。
「配布リスト」ページの「手順を管理」タブ
「手順」ページの「手順詳細」タブ
詳細については、Distribution Center におけるパブリッシュされた手順の管理を参照してください。
外部 API
Vuforia Expert Capture API に関する一般的な情報については、Vuforia APIを参照してください。
/report GET メソッドが廃止予定になり、POST メソッドに置き換え
/report GET メソッドは廃止予定になり、POST メソッドに置き換えられました。
POST メソッドはフィルタパラメータの同じリストをサポートしますが、クエリー文字列パラメータとしてではなく、リクエスト JSON ボディで指定する必要があります。さらに、デフォルトでは、POST メソッドはステップの最新の変更のみを返し、GET メソッドはステップのすべての変更を返します。
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GET メソッドは下位互換性を維持するために引き続きサポートされますが、POST メソッドを使用するように更新することを強くお勧めします。
GET メソッドと POST メソッドの両方で新しい latestStepState クエリーパラメータを使用することもできます。true に設定すると、ステップの最新の変更のみが返されます。
詳細については、付録を参照してください。
詳細については、手順実行データへのアクセスを参照してください。
Get 手順 API における include クエリーパラメータのサポート
GET 手順 API で、新しい include クエリーパラメータがサポートされ、手順のステータスに基づいて結果がフィルタされるようになりました。この新しいクエリーパラメータでは、パブリッシュされた手順のみをフィルタできます。パラメータが指定されていない場合、エンドポイントは以前と同じように動作します。
詳細については、付録を参照してください。