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カスタムファイルリポジトリの場所の設定
ThingWorx では、ファイルリポジトリディレクトリのデフォルトの場所は ThingworxStorage の場所を基準にしています。デフォルトでは、リポジトリは次の場所の ThingworxStorage フォルダにあります。
Windows 環境:
<ドライブ>:\\ThingworxStorage\repository (<ドライブ> は Tomcat がインストールされている場所)
Linux 環境: /ThingworxStorage/repository
FileRepository Thing を使用して保存する情報の保存先を、定義済みの場所にするように設定できます。これは 高可用性 (HA)環境で役立ちます。ThingWorx には下位互換性があるため、platform-settings.json ファイルで FileRepositoryRoot (下図参照) を指定しない場合、ThingworxStorage のパスを基準にしたデフォルトのリポジトリの場所が使用されます。
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ThingWorx では、ネットワークフォルダの自動マウントは行われません。ネットワークフォルダは OS で事前にマウントされている必要があり、指定したコンフィギュレーション (下記参照) でローカルパスを使用する必要があります。
指定した FileRepositoryRoot フォルダと外部フォルダに対する読み取り/書き込みアクセス許可を付与する必要があります。
場所の設定
既存の環境に依存するため、必要のない手順もあります。
1. ThingWorx インストールのルートに ThingworxPlatform というフォルダを作成します。
2. platform-settings.json ファイルを ThingworxPlatform フォルダに配置します。
3. PlatformSettingsConfig の下の任意の場所のパスを指定します。例: "FileRepositoryRoot":"/Volumes/ShareFolder"
設定済みのパスの下にフォルダが作成され、すべての FileRepository Thing の新しい場所として使用されるようになります。
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FileRepositoryRoot で定義されている場所を使用できない場合、起動時に ThingWorx が中止されます。