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マッシュアップのプロパティの自動更新
マッシュアップが WebSocket を使用し、GetProperties サービスを使用してプロパティ更新を自動的に受信するように設定できます。「データプロパティ」パネルで、「可能な場合、値を自動的に更新」チェックボックスがオンになり、マッシュアップが表示されると、マッシュアップのランタイムによって ThingWorx Platform との WebSocket 接続が作成され、ウィジェットにバインドされているプロパティが購読されます。プロパティが変更されると、マッシュアップは新しい値を受け取り、サービスが呼び出された場合と同じ処理を行います。ThingWorx 9.1.1 以降では、GetProperties サービスで Connected および Disconnected イベントを使用できます。これらのイベントは、「使用可能な場合、値を自動的に更新」オプションが有効になっている場合に使用でき、WS 接続のステータスに基づいて発生します。
この WebSocket 接続を作成するため、ThingWorx は一時的なアプリケーションキー (TwxRuntimeKey_<Username>_<Unique_UUID> という名前 (これまでのリリースでは TwxRuntimeKey_Username という名前)) を生成してバインドします。プロパティを購読するにはこのバインドが必要です。バインドしていない場合、イベントデータがブラウザに返信されません。一時的なアプリケーションキーは 15 秒後に失効し、30 秒後に削除されます。
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この一時的なキーは 30 秒後に削除されますが、30 秒が経過する前に ThingWorx プラットフォームがシャットダウンすると、この失効したキーがサーバーに残ったままになる場合があります。ユーザーが次に WebSocket 対応のマッシュアップを表示した時点で、古いアプリケーションキーは削除され、新しいキーが生成されます。
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自動再表示関数が GetProperties にバインドされていて、ブラウザが WebSocket をサポートしている場合、自動再表示関数は GetProperties を呼び出さず、関連付けられているその他の任意のサービスを呼び出します。自動再表示関数の詳細については、自動再表示関数を参照してください。
無効な購読のメッセージの表示
ThingWorx 9.4 以降では、GetProperties サービスの「データプロパティ」パネルで「購読メッセージを表示」チェックボックスをオンにすることで、購読が無効になったときにユーザーに通知できます。次のいずれかの状態になると購読が無効になります。
購読しているプロパティが除去された。
購読している Thing が削除された。
必要なアクセス許可が使用できない。
ランタイムでこれらの状態のいずれかが発生すると、購読が無効であることをユーザーに知らせるステータスメッセージがマッシュアップに表示されます。無効な購読の詳細については、ThingWorx アプリケーションログを参照してください。
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