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マッシュアップ
ThingWorx におけるマッシュアップとは、データを視覚化し、グラフィカルインタフェースを介して Thing モデルを操作するために構築可能な Web ページのことです。次の表に、使用可能なマッシュアップのタイプを示します。
タイプ
説明
レスポンシブ
高度なレイアウトコンテナを備えたレスポンシブマッシュアップ。「レイアウト」パネルでレイアウトの規則とオプションを設定できます。このタイプのマッシュアップはマッシュアップテンプレートとして保存できます。
静的 (レガシー)
このタイプのマッシュアップは、ユーザーが定義したピクセル寸法に従って静的にサイズ設定されます。
* 
このマッシュアップタイプは将来のリリースで廃止される予定です。静的配置を使用するには、レスポンシブマッシュアップを作成してから、「レイアウト」パネルで配置を「静的」に設定します。
レスポンシブ (レガシー)
このタイプのマッシュアップは、マッシュアップの周囲に未使用のスペースが残らないように有効な表示解像度を埋めて拡張します。
* 
このマッシュアップタイプは将来のリリースで廃止される予定です。コンテナを備えたレスポンシブマッシュアップを代わりに使用してください。
標準マッシュアップまたはマスターマッシュアップを作成できます。標準マッシュアップのフレームとしてマスターマッシュアップを使用できます。たとえば、共通のヘッダー、共通のフッター、および多くのマッシュアップで使用されている左側のナビゲーションツリーを使用するとします。ページ内でこれらのエレメントのフレームを定義するマスターを作成します。必要に応じて、プロジェクトごとに異なるマスターを作成することも、すべてのマッシュアップ用に 1 つのマスターを作成することもできます。
次の表に、ThingWorx 8.5 以降で使用可能なマッシュアップタイプおよび ThingWorx 8.4 と ThingWorx 8.3 での対応するタイプを示します。
8.5
8.4
8.3
レスポンシブ
レスポンシブ (アドバンス)
静的 (レガシー)
静的
静的
レスポンシブ (レガシー)
レスポンシブ
レスポンシブ
ThingWorx 8.3 以前では次のマッシュアップタイプを使用できます。
* 
ThingWorx 8.3 以前のバージョンで作成された以下のタイプのマッシュアップは、ThingWorx 8.4 以降のバージョンにアップグレードした場合、特定のマッシュアップパラメータが自動的に作成され、標準マッシュアップとして正常に機能します。
タイプ
説明
Thing Shape
Thing Shape は、共通コンポーネント用に別のマッシュアップに埋め込む再利用可能なマッシュアップを作成する場合に使用します。たとえば、エアハンドラの Thing Shape 定義を使用するとします。これにはファンのオン/オフ、入口と出口の温度、エアハンドラの画像などがあります。定義済みの Thing ネットワーク (または、エアハンドラシェイプを実装するすべての Thing のリストなど、モデルに対するその他のクエリー) から、すべてのエアハンドラのリストをツリー構造で取得できます。特定のエアハンドラをクリックしたときに、正確な画像、オン/オフの状態、および入口と出口の温度が表示される必要があります。これはすべてのエアハンドラに共通のビューなので、Thing Shape マッシュアップを定義できます。この Thing Shape マッシュアップを、ツリーウィジェットの横に、埋め込みのマッシュアップとして配置できます。この Thing Shape マッシュアップ内では、Thing Shape 定義を使用して、対応するデータを返すための適切なサービスを選択できます。さらに、Thing Shape マッシュアップ内の Thing を、ツリーで選択したエアハンドラにリンクします。ユーザーが特定のエアハンドラを選択すると、その単位 ID が Thing Shape マッシュアップに渡され、その特定の Thing に対してデータサービスが実行されます。これは再利用性に優れたツールで、メンテナンスを最小限に抑えるためにオブジェクト指向技術を使用してマッシュアップを設計するのに効果的です。
Thing Template
Thing Template マッシュアップは、本質的には Thing Shape マッシュアップと同じですが、マッシュアップを設計するときに抽象エンティティとして使用するのは Thing Shape ではなく Thing Template です。
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