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ThingWorx Flow のサイレントのインストールまたはアップグレード
コマンドラインインタフェースから、ThingWorx Flow のサイレント (無人) のインストールまたはアップグレードを実行できます。
--help パラメータを指定して ThingWorx Flow インストーラを実行すると、サイレントインストーラに渡すことができるさまざまなパラメータが表示されます。例:
Windows の場合: ThingWorxFlowPostgres-9.x.x-x64.exe --help
Linux の場合: ThingWorxFlowPostgres-9.x.x-x86_64.run --help
これが ThingWorx Flow の新規のインストールなのかアップグレードなのかを、インストーラが検出します。ただし、新規のインストールを実行している場合と、ThingWorx Flow 8.5.x から 9.x.x にアップグレードしている場合のどちらでも、コマンドで以下のパラメータを指定する必要があります。
パラメータ
説明
mode
インストールモードまたはアップグレードモード
unattended
accept_eula
エンドユーザーライセンス契約
YES
installdir
ThingWorx Flow のインストールディレクトリ
-
TWX_HOST
以下のいずれかの値を指定します。
ThingWorx Flow をインストールするマシンのホスト名
ThingWorx がすでに展開されている場合、ThingWorx インスタンスで使用されているホスト名を再使用することをお勧めします。
このように設定することで、ユーザーによるブックマークの変更や新しい URL の把握が不要になります。ただし、Tomcat インストールの server.xml 内で、Host タグの name 属性の値を修正する必要があります。
カスタムドメイン名。この場合、hosts ファイルに以下の行を追加してドメイン名をマッピングする必要があります。
127.0.0.1 <カスタムドメイン名>
-
TWX_PORT
ThingWorx Foundation ポート
-
TWX_PROTOCOL
ThingWorx Foundation プロトコル
https または http
TWX_SETTINGS_PATH
ThingWorx Foundation platform-settings.json ファイルへのフルパス
-
NGINX_HTTPS_PORT
ThingWorx Flow HTTPS ポート
このポートは ThingWorx Foundation とは別のポートでなければなりません
443
POSTGRES_IP_ADDR
PostgreSQL のみ - データベースサーバーのホスト名/IP アドレス
-
POSTGRES_PORT
PostgreSQL のみ - データベースサーバーのポート
5432
TWX_FLOW_DB_NAME
ThingWorx Flow データベース名
-
FLOW_DB_LOGIN_USERNAME
ThingWorx Flow データベースのユーザー名
-
FLOW_DB_LOGIN_PASSWORD
ThingWorx Flow データベースのパスワード
-
FLOW_DB_LOGIN_USERNAME_UPDATE
アップグレードのみ - ThingWorx Flow データベースのユーザー名
-
FLOW_DB_LOGIN_PASSWORD_UPDATE
アップグレードのみ - ThingWorx Flow データベースのパスワード
-
TWXORCH_PUBLIC_URL
ThingWorx Flow パブリック URL
新規インストールのみに適用されます。
マシンホスト名/IP アドレス-
debuglevel
オプション。デバッグ詳細レベル。
0 または 1 または 2 または 3 または 4
デフォルト値は 2 です。
SSL_MODE
ThingWorx Flow データベースとの接続が SSL であるかどうかを指定します。
true/ false
次に、PostgreSQL を使用して Windows 上で ThingWorx Flow をインストールまたはアップグレードするためのサンプルコマンドを示します。
ThingWorxFlowPostgres-9.x.x-x64.exe --mode unattended --accept_eula YES
--TWX_HOST <hostname/ipaddress> --TWX_PORT <TWXPORT> --TWX_PROTOCOL <http/https>
--TWX_SETTINGS_PATH "PATH_TO_THINGWORX_PLATFORM_SETTINGS"
--NGINX_HTTPS_PORT <NGINX_HTTPS_PORT> --POSTGRES_IP_ADDR <DATABASE_HOSTNAME/IPADDRESS>
--TWX_FLOW_DB_NAME <FLOWDBNAME> --FLOW_DB_LOGIN_USERNAME <DBUSER> --FLOW_DB_LOGIN_PASSWORD <DBUSERPASSWORD>
--FLOW_DB_LOGIN_USERNAME_UPDATE <DBUSER> --FLOW_DB_LOGIN_PASSWORD_UPDATE <DBUSERPASSWORD>
--TWXORCH_PUBLIC_URL <FLOW_PUBLIC_URL>
次に、PostgreSQL を使用して Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 7.5 上で ThingWorx Flow をインストールまたはアップグレードするためのサンプルコマンドを示します。
./ThingWorxFlowPostgres-9.x.x-x86_64.run --mode unattended --accept_eula YES
--TWX_HOST <hostname/ipaddress> --TWX_PORT <TWXPORT> --TWX_PROTOCOL <http/https>
--TWX_SETTINGS_PATH <PATH_TO_THINGWORX_PLATFORM_SETTINGS>
--NGINX_HTTPS_PORT <NGINX_HTTPS_PORT> --POSTGRES_IP_ADDR <DATABASE_HOSTNAME/IPADDRESS>
--TWX_FLOW_DB_NAME <FLOWDBNAME> --FLOW_DB_LOGIN_USERNAME <DBUSER> --FLOW_DB_LOGIN_PASSWORD <DBUSERPASSWORD>
--FLOW_DB_LOGIN_USERNAME_UPDATE <DBUSER> --FLOW_DB_LOGIN_PASSWORD_UPDATE <DBUSERPASSWORD>
--TWXORCH_PUBLIC_URL <FLOW_PUBLIC_URL>
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