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インストールに関するトラブルシューティング
ログファイルを使用して、インストールのトラブルシューティングを実行できます。ログファイルは以下の場所に保存されます。
• ThingWorx Flow のインストールログまたはアップグレードログ
<ThingWorx Flow のインストール場所>\installer\logs\
• ThingWorx Flow の実行中ログ
<ThingWorx Flow のインストール場所>\.pm2\logs\
• RabbitMQ のログ
Windows: <ThingWorx Flow のインストール場所>\modules\RabbitMQ\log
Linux: /var/log/rabbitmq
• NGinx のログ
Windows: C:\Program Files\nginx-<バージョン>\logs
Linux: /var/log/nginx
• ThingWorx Foundation のログ
<ThingWorx Foundation のインストール場所>\ThingworxStorage\logs\
• 中止ログまたは失敗ログ
<システムテンポラリディレクトリ>/ThingWorxFlow_Failed_installs/
例: /tmp/ThingWorxFlow_Failed_installs/
• アンインストールログ
<システムテンポラリディレクトリ>/bitrock_installer_<pid>.log
ログファイル名にはプレフィックス bitrock が付きます。
例: /tmp/bitrock_installer_3008.log
シナリオ
解決方法
ThingWorx Flow の接続を検証するには
ValidateFlowSetup サービスを実行します。
ThingWorx Flow サーバー URL にアクセスできない場合、またはエラーコード 502 または 504 が返される場合
ThingWorx Flow 仮想マシンから ThingWorx Foundation ホストにアクセスできない場合
1. <ThingWorx Flow のインストール場所>\modules\RabbitMQ\log フォルダの下にある RabbitMQ ログファイルに移動します。
2. ログファイルを開き、次の行がログファイルで使用可能かどうかを確認します。
user 'flowuser' authenticated and granted access to vhost 'orchestration'
3. 行が使用可能でない場合は、次の操作を行います。
◦ ThingWorx Foundation 仮想マシン上のファイアウォール接続を確認します。
◦ RabbitMQ ポートが両方のホストでアクセス可能であることを確認します。
ThingWorx Foundation ホストと ThingWorx Flow ホストが DNS 名またはホスト名を使用して相互にアクセスできるかどうかを確認します。
エンジンでフローの実行が突然停止した場合
変更を行う前に、ソフトウェアを確認してください。
• オペレーティングシステム上のサービスのエフェメラルポートを 5000 と 65535 の間に設定します。
エフェメラルポートとその範囲については、「The Ephemeral Port Range」を参照してください。
• ソケットの TIME_WAIT を 30 秒に縮小します。
詳細については、Windows: TIME_WAIT の設定または Linux: TIME_WAIT の設定を参照してください。
ThingWorx Flow データベース管理者のパスワードを更新した場合
ThingWorx Flow で同じパスワードを更新する必要があります。これを行うには、ThingWorx Flow データベース管理者のパスワードの更新の手順を実行します。
RabbitMQ のパスワードを更新する場合
ThingWorx Flow インストーラを実行したユーザーのパスワードが変更された場合
ThingWorx Flow を再起動する必要があります。それには、以下の手順に従います。
Windows
1. ThingWorx-Flow サービスを停止します。
2. ThingWorxFlow のインストールフォルダを右クリックし、NETWORK SERVICE グループにすべてのアクセス許可を付与します。
3. Windows の「サービス」で、ThingWorx-Flow サービスを右クリックして「プロパティ」を選択します。「ログオン」タブを選択し、Network Service アカウントのパスワードを更新します。
4. ThingWorx-Flow サービスを開始します。
5. ThingWorx-Foundation サービスが同じユーザーを使用している場合、同じ手順を繰り返します。
Linux
1. ThingWorx-Flow サービスを再起動します。
2. ThingWorx-Foundation サービスが同じユーザーを使用している場合、ThingWorx-Foundation サービスを再起動します。
ThingWorx Flow の前に ThingWorx Analytics がインストールされている場合で、ThingWorx Flow を実行できない場合
これは、ThingWorx Analytics と ThingWorx Flow の両方に対する RabbitMQ サービスが同じデフォルトのポートを受信しているために発生する可能性があります。その場合、デフォルトポート以外のポートを受信するように ThingWorx Flow 用の RabbitMQ ポートを再設定する必要があります。
インストールの後、ThingWorx Flow がロードされていない場合にエラーコード 502 が表示される
• インストール時に HTTP_PROXY または HTTPS_PROXY を使用してインターネットに接続すると、この設定が dump.pm2 によって取得されて環境変数に追加されます。
この場合、dump.pm2 ファイルと環境変数から HTTP_PROXY と HTTPS_PROXY の設定を削除します。
• サーバーまたはファイアウォールレベルで Foundation と Flow の間の通信に使用されているポートがブロックされていないことを確認します。使用されているポートは platform-settings.json、vhost-flow.conf、nginx.conf、およびデプロイメントコンフィギュレーションファイルで確認できます。
nginx のログに次のエラーメッセージが記録されている場合、443 と同様のポートがほかのアプリケーションによってブロックされています。これは、1 台のマシンに多数のアプリケーションをインストールしようとした場合に発生します(Foundation、Flow、Windchill など)。
2021/11/30 15:42:15 [emerg] 47544#47116: bind() to 0.0.0.0:443 failed (10013: An attempt was made to access a socket in a way forbidden by its access permissions)
vhost-flow.conf および deployment.config ファイルで指定されている URL とポートが正しいかどうかを確認します(変更の前にファイルをバックアップします)。
• 商用証明書を使用している場合、または証明書に変更を加えた場合は、アーティクル「ThingWorx フローの SSL の構成」の手順に従います。
CA 署名証明書を設定した後に ThingWorx Flow へのログインに成功した場合、ThingWorx が ThingWorx Flow に接続できない
Java キーストア (cacerts) に、CA のルート証明書と中間証明書が存在しない可能性があります。詳細については、ThingWorx Flow の SSL の構成の「注意」セクションを参照してください。
ThingWorx Flow がエラー Invalid column name "id" で MSSQL データベースへの行の作成に失敗した場合
ThingWorx Flow は、MSSQL テーブルにデフォルトで id 列がプライマリキーとして存在することを前提としています。id 列がプライマリキーでない場合:
• id をプライマリキーとして使用してください。
または
• id を列名として使用しないでください。
ThingWorx と ThingWorx Flow サービスの間で接続の問題が発生した場合、次のエラーコードとメッセージが表示されます。
エラーコード
エラーメッセージ
[FLOW-CONFIG-01]
ThingWorx Flow is not enabled.Add the OrchestrationSettings section to the platform-settings.json file to enable ThingWorx Flow.
[FLOW-RABBIT-01]
Failed to connect to RabbitMQ.Check whether the RabbitMQ service is running and is accessible.
[FLOW-API-01]
Failed to connect to ThingWorx Flow.Check ThingWorx logs for more detail.
[FLOW-API-02]
Failed to connect to ThingWorx Flow.Ensure that you are accessing an Nginx-hosted ThingWorx instance.ThingWorx Flow is not supported on a Tomcat-hosted ThingWorx.Ensure that all ThingWorx Flow services are running and are healthy.In case of self-signed certificate, make sure that correct CN is provided.
[FLOW-KEY-01]
OAuth admin key not found in the ThingWorx KeyStore.
[FLOW-KEY-02]
Exchange admin key not found in the ThingWorx KeyStore.
[FLOW-KEY-03]
Failed to get ThingWorx Flow keys from the ThingWorx KeyStore.
[FLOW-KEY-04]
Failed to get ThingWorx Flow keys from the ThingWorx KeyStore.
[FLOW-EXCHANGE-01]
Failed to connect to ThingWorx Flow exchange service.Check ThingWorx logs for more details.
[FLOW-EXCHANGE-02]
Failed to connect to ThingWorx Flow exchange service.Check whether ThingWorx Flow exchange service is up and running.
[FLOW-OAUTH-01]
Failed to connect to ThingWorx Flow OAuth service.Check ThingWorx logs for more details.
[FLOW-OAUTH-02]
Failed to connect to ThingWorx Flow OAuth service.Check whether ThingWorx Flow OAuth service is up and running.
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