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非アクティブなマッシュアップの接続の設定
一般的に、マッシュアップは複数のソースから 1 つのビューにリアルタイムデータを収集するために使用されます。プロパティが自動的に更新されるようにするには、GetProperties サービスを使用するときに WebSocket 接続を作成するようにマッシュアップを設定します。詳細については、マッシュアップのプロパティの自動更新を参照してください。
マッシュアップが多数のソースからデータを収集し、多数のユーザーによって表示される場合に、不要な接続を開いたままにしておくと、サーバーのパフォーマンスが低下する可能性があります。ネットワークのリソースとパフォーマンスを効率的に管理するため、バージョン 9.3.16 および 9.4.6 以降の ThingWorx は、非アクティブな状態が 5 分間続くと、マッシュアップの WebSocket 接続を自動的に切断するように設定されています。マッシュアップは、バックグラウンドのブラウザタブまたはウィンドウで実行中の場合など、表示されていないときには非アクティブになります。以下のウィジェットは、マッシュアップがリアルタイムデータを取得するために接続を維持する方法の例です。
Remote Thing のリアルタイム温度を示すゲージウィジェット。
Remote Thing からのステータスメッセージを表示するグリッドウィジェット。
どちらの例でも、GetProperties サービスを使用して自動的に更新されるようにマッシュアップを設定できます。マッシュアップが表示されていない場合でも、データ値に対する更新は、5 分間のタイムアウトが経過するまで、サーバーから取得されます。マッシュアップが表示されている状態に戻ると、接続が自動的に再確立され、最新のデータ値が取得されます。非アクティブなマッシュアップ内の接続を維持するかどうかについては、デプロイメントのタイプに応じて以下のいずれかの方法で制御できます。
標準デプロイメントの場合、platform-settings.json ファイルの MashupWebsocketConnectionAliveAfterTimeout 設定を使用する。詳細については、platform-settings.json コンフィギュレーションの詳細を参照してください。
Docker イメージの場合、MASHUP_WEBSOCKET_CONNECTION_ALIVE_AFTER_TIMEOUT 変数を使用する。詳細については、Azure SQL の設定Microsoft SQL Server の設定、およびPostgreSQL の設定を参照してください。
このコンフィギュレーション設定を true に設定すると、以前のバージョンの ThingWorx と同様に、WebSocket 接続が常に維持されます。
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