プロパティバインドを管理
デバイスは、1 つのセンサーであったり、マシンまたは車両であったりすることがあり、また別のシステムやアプリケーションの場合もあります。ほかの Thing の値が変更されると、そこにバインドされている Thing のプロパティも変更されます。
プロパティバインドには次の 3 つのタイプがあります。
• バインド解除 (または My プロパティ)
• ローカルバインド (サーバー上の Thing プロパティにバインド)
• リモートバインド (Edge 上のリモート Thing プロパティにバインド)
バインドはターゲットの観点から実行されます。個々のプロパティバインドは、個々のプロパティ内、または「バインドを管理」ダイアログボックスで設定できます。
• 通常の Thing (非リモート) には、「バインド解除」または「ローカルバインド」プロパティのみを設定できます。
• Remote Thing には、「バインド解除」、「ローカルバインド」、「リモートバインド」プロパティを設定できます。
Remote Thing のバインドプロパティ
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Remote Thing をバインドする場合、プラットフォームにより、Remote Thing ごとに 1 つのバインドのみに制限されます。Remote Thing のバインドが設定済みの場合、元のバインドがアクティブであるかぎり、その Remote Thing に対するそれ以降のバインドの試みは失敗します。これによって、複数の Thing が所定の Remote Thing にデータを出し入れできなくなるわけではありません。ただし、購読されるプロパティのハンドシェイクが制限され、アクティブにバインドされた Edge Thing に対してのみ発生するようになります。
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次のプロセスは、RemoteThing Thing Template を使用して Thing が設定済みであり、サーバー側から Remote Thing をブラウズするために WebSocket 通信がセットアップされていることを前提としています。
1. Composer から、 > の順にブラウズし、RemoteThing Thing Template に基づいて Thing を開きます。
2. 「プロパティおよびアラート」領域で、「バインドを管理」をクリックします。
「リモート」タブに、設定済みの RemoteThing プロパティが表示されます。
3. 「リモート」リストから「My プロパティ」リストにプロパティをドラッグし、そのプロパティとバインドして、「完了」をクリックします。
4. 必要に応じて、画面の右上にあるボタンをクリックして、バインドされたプロパティとバインド解除されたプロパティを表示します。
| 「すべてのプロパティを追加」オプションをクリックして、すべての新しいプロパティを追加することもできます。 |
5. 「保存」をクリックします。
6. 「再表示」ボタンをクリックして、Remote Thing のプロパティ値を表示します。