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Tomcat ログ格納場所のコンフィギュレーション
Java Utility Logging Implementation (JULI) は Tomcat でのログを処理します。ThingWorx 9.6.0 より前では、Tomcat のログは <tomcat_インストールフォルダ>\logs に生成されていました。Tomcat のログ格納場所のコンフィギュレーションは行えませんでした。Tomcat のログ、クラス、パッケージレベルのログコンフィギュレーションは、<Tomcat インストールフォルダ>/conf/ パスにある logging.properties ファイルによって処理されます。
ThingWorx 9.6 以降では、logging.properties ファイルを更新する代わりに、オペレーティングシステムレベルで環境変数を使用できます。Tomcat は環境変数として設定された値を選択し、それに従ってログ格納場所とログレベルが設定されます。
環境変数
説明
デフォルト値
許可される値
TOMCAT_LOGS_LOCATION
Tomcat ログ格納場所を設定します。
/ThingWorxStorage
物理ボリューム上の使用可能な場所
CATALINA_LOGS_LEVEL
Catalina のログレベルを設定します。
FINE
SEVERE、WARNING、INFO、CONFIG、FINE、FINER、FINEST
LOCALHOST_LOGS_LEVEL
localhost のログレベルを設定します。
FINE
SEVERE、WARNING、INFO、CONFIG、FINE、FINER、FINEST
MANAGER_LOGS_LEVEL
マネージャのログレベルを設定します。
FINE
SEVERE、WARNING、INFO、CONFIG、FINE、FINER、FINEST
HOST_MANAGER_LOGS_LEVEL
ホストマネージャのログレベルを設定します。
FINE
SEVERE、WARNING、INFO、CONFIG、FINE、FINER、FINEST
CONSOLE_LOGS_LEVEL
コンソールのログレベルを設定します。
FINE
SEVERE、WARNING、INFO、CONFIG、FINE、FINER、FINEST
TOMCAT_CLASS_LOG_LEVEL
クラスまたはパッケージごとにログレベルを設定します。
クラス名の値はコンマで区切り、レベルの値はコロンで区切ります。
例: org.apache.catalina.startup.VersionLoggerListener:SEVERE, org.apache.catalina.authenticator.AuthenticatorBase:WARNING
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