セキュリティモニター
ThingWorx には管理者向けのシステムオブジェクトである SecurityMonitor Thing があり、ユーザー資格証明またはアプリケーションキーを使用したログインまたはログアウトが発生したタイミングを検出するためのイベントが提供されます。SecurityMonitor を無効にするには、「コンフィギュレーション」ビューで「セキュリティイベントを有効化」を選択解除します。
SecurityMonitor のイベント
SecurityMonitor Thing には以下のイベントが含まれています。
• ApplicationKeySucceeded - アプリケーションキーを使用してクライアントが ThingWorx サーバーにログインしたときにトリガーされるイベント。
◦ eventData.applicationKey - サーバーに提示されたアプリケーションキーが含まれています。
◦ eventData.message - ログインが成功した場合には空白になります。
• ApplicationKeyFailed - クライアントがアプリケーションキーを使用した ThingWorx サーバーへのログインに失敗したときにトリガーされるイベント。
◦ eventData.applicationKey - サーバーに提示されたアプリケーションキーが含まれています。
◦ eventData.message - 「アプリケーションキーが無効」、「アプリケーションキーが期限切れ」、「アプリケーションキーがホワイトリストにない」など、失敗の理由を示すエラーメッセージ。
• LoginSucceeded - クライアントがユーザー名とパスワードを使用して ThingWorx サーバーに正常にログインしたときにトリガーされるイベント。
◦ eventData.user - 使用されたユーザー名を提供します。
◦ eventData.message - ログインが成功した場合には空白になります。
• LoginFailed - クライアントがユーザー名とパスワードを使用した ThingWorx サーバーへのログインに失敗したときにトリガーされるイベント。
◦ eventData.user - ログインに使用されたユーザー名を提供します。
◦ eventData.message - 「ユーザー名が無効」や「ユーザーが無効な状態です」など、ログイン失敗の理由を示すエラーメッセージ。
• Logout - クライアントがログアウトしたときにトリガーされるイベント。このイベントは、ユーザーがログアウトボタンを使用して明示的にログアウトした場合にのみトリガーされます。ユーザーのセッションがタイムアウトしたときにはトリガーされません。
◦ eventData.user - ログアウトしたアカウントのユーザー名を提供します。
◦ event.message - ログアウトが成功した場合には空白になります。