Influx DB1.x のダウンロードとインストール
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Influx データベースをインストールするすべての人が、InfluxDB のすべてのセキュリティ関連ドキュメンテーションを読んで理解している必要があります。ユーザー名と強力なパスワードを含む安全なコンフィギュレーションを使用して InfluxDB をインストールして設定することを強くお勧めします。
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このプロセスは ThingWorx がインストールされていることを前提としています。ThingWorx のインストールを参照してください。
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InfluxDB のマシンと ThingWorx のマシンのタイムゾーンが異なる場合、データをフェッチする際に問題が生じることがあります。これらの問題を回避するには、以下のいずれかのデプロイメントオプションが推奨されます。
InfluxDB と ThingWorx を同じホスト/マシンにデプロイします。
InfluxDB と ThingWorx が異なるホスト/マシンに展開されている場合は、クエリー結果に関連する問題を回避するために、クロックが同期化されている -Duser.timezone Tomcat パラメータと InfluxDB サーバーのタイムゾーンが整合していなければなりません。
1. Influx DB のダウンロードとインストール。
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InfluxDB は Windows ではサポートされていません。以下の手順では UNIX OS を使用しています。
InfluxDB オープンソース (単一ノード): 「Install InfluxDB」を参照
ダウンロードリンク:
InfluxDB Enterprise (高可用性): 「Install an InfluxDB Enterprise cluster in your own environment」を参照
ダウンロードリンク - データノード
ダウンロードリンク - メタノード:
2. InfluxDB 内にデータベースを作成します。InfluxDB 内にデータベースを作成するには、thingworxInfluxDBSetup.sh スクリプトを取得して実行します。スクリプトを実行する場所から InfluxDB コマンドラインインタフェースが使用可能でなければなりません。詳細については、「Launchinflux」を参照してください。
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thingworxInfluxDBSetup.sh スクリプトは、PTC サポートポータルから入手可能なソフトウェアダウンロードパッケージの install フォルダに含まれています。
デフォルトの保持ポリシーでデータベースを作成するコマンドの例を以下に示します。
CREATE DATABASE thingworx with DURATION 365d REPLICATION 1 SHARD DURATION 30d NAME autogen
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現在、InfluxDB データプロバイダは autogen という名前の保持ポリシーのみをサポートしています。データプロバイダで使用するデータベースを作成する際に、ポリシー名やその他のポリシー (レプリケーション係数など) を指定できます。
3. InfluxDB コマンドラインインタフェースから InfluxDB ユーザーを作成します。ユーザーを作成するコマンドの例を以下に示します。
CREATE USER twadmin WITH PASSWORD 'password' WITH ALL PRIVILEGES
4. ThingWorx Composer で、新しい永続化プロバイダ を作成します。
5. 「永続化プロバイダパッケージ」フィールドで、 InfluxPersistenceProviderPackage を選択します。
6. 「保存」をクリックします。
7. 「コンフィギュレーション」タブをクリックし、必要に応じて接続情報を設定して保存します。以下のテーブルに示すコンフィギュレーションオプションを参考にしてください。(InfluxDB 永続化プロバイダパッケージを使用して作成された) 永続化プロバイダインスタンスをデフォルトの永続化プロバイダとして使用している場合、以下のストリームおよび値ストリームキューのコンフィギュレーション設定を編集できます。これらの編集はすべてのストリームと値ストリームに適用されます。特定のストリームまたは値ストリームについてこれらの設定を変更することはできません。
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値ストリームの永続化プロバイダを (ThingworxPersistenceProvider から InfluxPersistenceProviderPackage などに) 切り替える場合、値ストリームを実装するすべての Thing が RestartThing サービスを呼び出して、新しい永続化プロバイダに書き込まれたエントリを取得する必要があります。Thing が再起動されない場合でもエントリはデータベースに書き込まれますが、Thing が再起動されるまで取得されません。
Influx 1.8 の接続情報
名前
説明
デフォルト値
接続 URL
接続の取得元となるデータベースの URL。
http://localhost:8086
データベーススキーマ
接続するときのスキーマ。
thingworx
ユーザー名
データベース接続を取得するときのユーザー名。
twadmin
パスワード
データベース接続を取得するときのパスワード。
該当なし
永続化プロバイダからのデータのフェッチサイズ
永続化プロバイダからのデータのフェッチサイズ。
5000
接続タイムアウトの時間
接続タイムアウトの時間 (秒)。
10
読み取りタイムアウトの時間
読み取りタイムアウトの時間 (秒)。
10
書き込みのタイムアウトの時間
書き込みタイムアウトの時間 (秒)。
10
Influx 1.8 でのストリーム処理の設定
名前
説明
ベースタイプ
デフォルト値
最大キューサイズ
キューに入るストリームエントリの最大数。指定された値に達すると、それ以降のエントリが却下されます。
Number
250000
ストリームバッファをフラッシュする前の最大待機時間 (ミリ秒)
ストリームバッファをフラッシュするまでシステムが待機するミリ秒数。
Number
2000
処理スレッド数
ストリームに割り当てられる処理スレッドの数。
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スレッド数が少ない方が InfluxPersistenceProviderPackage プロバイダのパフォーマンスは高くなります。これは少ない数のチャンネルからのデータを処理するために高度に最適化されています。
現在、これは Influx2PersistenceProviderPackage には当てはまりません。スループットを向上させるためにスレッドの数を増やすことをお勧めします。InfluxDB Cloud の場合、スループットを 80,000 wps にするために、「処理スレッド数」を 10、「最大キューサイズ」を 1000000、および「プロセスブロックの値ストリーム書き込み最大数」 を 25000 に増やすことをお勧めします。
Number
5
ストリームバッファをフラッシュする前の最大アイテム数
ストリームバッファをフラッシュするまで累積されるアイテムの最大数。
Number
1000
プロセスブロックのストリーム書き込み最大数
1 つのブロックで処理されるストリーム書き込みの最大数。
Number
2500
バッファステータスのスキャン速度 (ミリ秒)
指定した間隔の値 (ミリ秒) でバッファステータスがチェックされます。
Number
5
Influx 1.8 での値ストリーム処理の設定
名前
説明
ベースタイプ
デフォルト値
最大キューサイズ
キューに入る値ストリームエントリの最大数。指定された値に達すると、それ以降のエントリが却下されます。
Number
500000
値ストリームバッファをフラッシュする前の最大待機時間 (ミリ秒)
値ストリームバッファをフラッシュするまでシステムが待機するミリ秒数。
Number
10000
処理スレッド数
値ストリームに割り当てられる処理スレッドの数。
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スレッド数が少ない方が InfluxPersistenceProviderPackage プロバイダのパフォーマンスは高くなります。これは少ない数のチャンネルからのデータを処理するために高度に最適化されています。
現在、これは Influx2PersistenceProviderPackage には当てはまりません。スループットを向上させるためにスレッドの数を増やすことをお勧めします。InfluxDB Cloud の場合、スループットを 80,000 wps にするために、「処理スレッド数」を 10、「最大キューサイズ」を 1000000、および「プロセスブロックの値ストリーム書き込み最大数」 を 25000 に増やすことをお勧めします。
Number
5
値バッファをフラッシュする前の最大アイテム数
値ストリームバッファをフラッシュするまで累積されるアイテムの最大数。
Number
1000
プロセスブロックの値ストリーム書き込み最大数
1 つのブロックで処理されるアイテムの最大数。
Number
2500
バッファステータスのスキャン速度 (ミリ秒)
指定した間隔の値 (ミリ秒) でバッファステータスがチェックされます。
Number
5
8. 「一般情報」タブをクリックし、「アクティブ」チェックボックスをオンにします。
9. 「保存」をクリックします。
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