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移行アップグレード
ThingWorx Foundation のインストール
ThingWorx Navigate 9.x にアップグレードする前に、互換性のあるバージョンの ThingWorx Foundation がインストールされていることを確認してください。ThingWorx Navigate 製品互換性マトリックスを使用して、互換性のある ThingWorx Foundation のバージョンを特定します。インストールに関するヘルプについては、ThingWorx ヘルプセンターの「ThingWorx Foundation インストーラ」のトピックを参照してください。
移行アップグレードの準備
開始する前に、システムのアップグレードの準備とソースシステムからのファイルのエクスポートを行います。以降のセクションでは、これらのエクスポートを実行する手順について説明します。
コンフィギュレーションマネージャ拡張機能のアップデート
1. まず、コンフィギュレーション管理の拡張機能を除去します。
a. ThingWorx Composer で、 「管理」をクリックし、「インストールされた拡張機能」をクリックします。
b. thingworx-navigate-configuration-manager を選択し、 をクリックします。
2. Apache Tomcat を再起動します。
3. 次に、抽出された ThingWorx-Navigate-Supplemental-Files-<バージョン>-bundle.zipupgrade フォルダから、コンフィギュレーション管理の ThingWorx Navigate 拡張機能をインポートします。
a. ThingWorx Composer で、「インポート/エクスポート」 > 「インポート」の順にクリックします。
b. 「インポート」ウィンドウで「ブラウズ」をクリックし、thingworx-navigate-configuration-manager-upgrade<バージョン>.zip を選択します。
c. 「インポート」をクリックします。
4. Apache Tomcat を再起動します。
すべての非 Navigate エンティティのエクスポート
次に、ThingWorx からすべてのエンティティをエクスポートします。
1. ThingWorx Composer で、DataConfigurationAPI をサーチして開きます。「一般情報」ページが開きます。
2. 「サービス」をクリックします。
3. ExportEntities の場合は、 をクリックします。「サービスを実行: ExportEntities」ウィンドウが開きます。
4. 「入力」「filename」に、エクスポートされたエンティティを保存するファイルの名前を入力します。
5. 「実行」をクリックします。成功メッセージが表示され、エンティティは $<インストールディレクトリ>\ThingWorxStorage\repository\NavigateFileRepository\ にエクスポートされます。
コンフィギュレーションのエクスポート
ソースシステムから ThingWorx Navigate コンフィギュレーションをエクスポートします。後でターゲットシステムにインポートする必要があります。
ファイルを ThingWorx にエクスポートするには、次の手順を実行します。
1. ThingWorx Composer で、DataConfigurationAPI をサーチして開きます。「一般情報」ページが開きます。
2. 「サービス」をクリックします。
3. ExportDataToFile の場合は、 をクリックします。「サービスを実行: ExportDataToFile」ウィンドウが開きます。
4. 「入力」「filename」に、エクスポートされたコンフィギュレーションを保存するファイルの名前を入力します。
5. 「実行」をクリックします。成功メッセージが表示され、エンティティは $<インストールディレクトリ>\ThingWorxStorage\repository\NavigateFileRepository\ にエクスポートされます。
My タスクのコンフィギュレーションのエクスポート
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この手順は、ThingWorx Navigate 8.5.x から 9.x にアップグレードする場合にのみ実行します。
ソースシステムから「My タスク」のコンフィギュレーションをエクスポートします。後でターゲットシステムにインポートする必要があります。
ファイルを ThingWorx Composer にエクスポートするには、次の手順を実行します。
1. ThingWorx Composer で、DataConfigurationAPI をサーチして開きます。「一般情報」ページが開きます。
2. 「サービス」をクリックします。
3. ExportDBEntries の場合は、 をクリックします。「サービスを実行: ExportDBEntries」ウィンドウが開きます。
4. 「入力」「filename」に、エクスポートされたコンフィギュレーションを保存するファイルの名前を入力します。
5. 「実行」をクリックします。成功メッセージが表示され、エンティティは $<インストールディレクトリ>\ThingWorxStorage\repository\NavigateFileRepository\ にエクスポートされます。
カスタムタスクのバックアップ
既成の ThingWorx Navigate 拡張機能を修正することによって構築されたカスタムタスクがある場合、バックアップを作成して、アップグレード後に再展開できます。これにより、アップグレードプロセス中にこれらのカスタムタスクが上書きされることを防ぎます。詳細については、ThingWorx ヘルプセンターの「ソリューション開発の最良事例」を参照してください。
ThingWorx Navigate 9.0.0 から 9.1.0 にアップグレードする場合、コンポーネントを使用して作成されたカスタムタスクは自動的にアップグレードされます。カスタムタスクをバックアップする必要はありません。ただし、カスタムタスクをバックアップし、アップグレード後にこれらのタスクを確認することをお勧めします。必要に応じて、バックアップしたカスタムタスクを再展開します。
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ThingWorx Navigate 9.x にアップグレードすると、カスタムマッシュアップで使用されているすべてのベータコンポーネントが除去されます。これらのコンポーネントを 9.x バージョンでアップグレードした後にマッシュアップを更新するように計画してください。
ブラックリストに追加された属性のバックアップ
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この手順は、ThingWorx Navigate 8.5.x から 9.x にアップグレードする場合にのみ実行します。
ブラックリストに追加された属性に変更を加えた場合は、これらの変更をアップグレード後に適用できるように、これらの属性をバックアップします。ブラックリストに追加された属性の詳細については、属性のブラックリストへの追加のトピックを参照してください。
ThingWorx Navigate のバックアップおよびアンインストール
インストーラを使用して既存の ThingWorx Navigate をインストールした場合は、同じシステムで移行アップグレードを実行する前に、次の手順に従って既存の ThingWorx Navigate のバックアップを作成してアンインストールします。
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別のシステムで移行アップグレードを実行している場合は、既存の ThingWorx Navigate をアンインストールする必要はありません。
1. 次のフォルダをバックアップします。
ThingworxPlatform
ThingworxStorage
<Tomcat Home>\webapps\Thingworx
2. 既存の ThingWorx Navigate をアンインストールします。アンインストールのヘルプについては、次の手順を参照してください。
a. ThingWorx Navigate ヘルプセンターページを開き、既存の ThingWorx Navigate バージョンのヘルプセンターを選択します。
b. ThingWorx Navigate ヘルプセンターで、「ThingWorx Navigate のアンインストール」をサーチし、記載されている手順に従います。
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