序数コンフィギュレーションプロパティの使用
多くのコンポーネントは、コンフィギュレーションプロパティ ordinal を使用して、コンポーネントユーザーインタフェースに表示されるエレメントの順序を設定します。たとえば、「タイル」は序数を使用してタイルの順序を設定し、「アイテムリスト」は序数を使用して列の順序を設定します。
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コンポーネントのカスタム実装で序数プロパティを使用する場合は、0 または 1 の値を序数値として使用しないでください。この場合、序数プロパティに使用できる最小値は 2 です。
定義済みのコンフィギュレーションで序数プロパティを使用する場合は、0 と 1 の値を序数値として使用できます。
次に、コンポーネントコンフィギュレーションに設定する序数の例を示します。
"items": [
{
"id": "RecurringCost",
"ordinal": 1
},
{
"id": "NonRecurringCost",
"ordinal": 0
},
{
"id": "Category",
"ordinal": 3
},
{
"id": "RequestPriority",
"ordinal": 2
}
]
上記例のアイテムは、ユーザーインタフェースに NonRecurringCostRecurringCostRequestPriorityCategory の順に表示されます。
コンポーネントコンフィギュレーションに序数値が定義されていない場合、アイテムはコンフィギュレーションにある順序に従って表示されます。調整ページでアイテムの順序が調整されている場合は、序数値がオーバーライドされ、ユーザーインタフェースでの順序には調整が反映されます。
次に、序数値で想定される入力ケースとその結果をまとめています。
ケース
序数値の例
ユーザーインタフェースでの動作
順序の値は順番どおりです。
0 1 2 3
アイテムは、序数値の順序で表示されます。
順序の値は順番どおりでなく、バラバラです。
2 5 7 8
アイテムは、序数値の順序で表示されます。
2 つのアイテムの序数値は同じです。
0 1 1 2
アイテムは、序数値の順序で表示されます。同じ序数値のアイテムは、コンフィギュレーションにある順序に従って表示されます。
ランタイム時に、INFO メッセージがログファイルに記録されます。
1 つ以上のアイテムに序数値がありません。
0 1 [空] 3
アイテムは、序数値の順序で表示されます。序数値のないアイテムは最後に表示されます。複数のアイテムに序数値がない場合は、コンフィギュレーションにある順序に従って末尾に表示されます。
ランタイム時に、INFO メッセージがログファイルに記録されます。
1 つ以上のアイテムに、序数値として無効な入力があります。
負の値は無効な入力として処理されます。
0 1 “string” 3
無効な序数値のアイテムは、序数値のないアイテムとして扱われます。これらは最後に表示され、複数のアイテムの序数値が無効な場合は、コンフィギュレーションにある順序に従って表示されます。
ランタイム時に、INFO メッセージがログファイルに記録されます。
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