特定タスクタイプのタスクを表示するためのアイテムリストの設定
タスクは、タスクのリストを表示するアイテムリストコンポーネントに使用できる定義済みコンフィギュレーションです。既成では、タスクは Windchill でユーザーに割り当てられているすべてのタスクを取得します。場合によっては、変更リクエストレビュータスクや問題レポートのレビュータスクなど、特定のタイプのタスクをフェッチする必要があります。このトピックでは、1 つ以上の特定のタイプのタスクをフェッチするようにタスクを設定する方法を示します。
背景
タスク実装がフェッチするタスクのタイプは、コンフィギュレーション JSON の taskTypeFilter キーによって制御されます。
taskTypeFilter キーは Stringify された JSON オブジェクト配列であり、これには activityName および workItemProcessTemplate フィールドを含めることができます。taskTypeFilter キーは implementationConfiguration キーの下にあります。
activityName フィールドでは Windchill からさまざまなタイプのワークフローアクティビティをフェッチでき、workItemProcessTemplate フィールドでは Windchill からさまざまなタイプのワークアイテムプロセステンプレートをフェッチできます。activityName および workItemProcessTemplate のそれぞれに 1 つ以上の値を含めて、必要なタスクを正確に取得できます。
既成では、taskTypeFilter キーは空であるため、タスクはユーザーに割り当てられているすべてのタスクを Windchill から取得します。
詳細については、アイテムリストのタスクコンフィギュレーションに関するトピックを参照してください。
サンプルコード 
以下のサンプルコードは、taskTypeFilter コンフィギュレーションキーを利用するさまざまな方法を示しています。
以下の 2 つのサンプルは、activityName または workItemProcessTemplate に対して単一の値を持つ taskTypeFilter キーを示しています。
"implementationConfiguration": {
"value": {
"taskTypeFilter": {
"value": "[{\"activityName\": \"Submit Problem Report\"}]"
}
}
}
"implementationConfiguration": {
"value": {
"taskTypeFilter": {
"value": "[{\"workItemProcessTemplate\": \"Problem Report Workflow\"}]"
}
}
}
次のサンプルは、複数の activityName 値を持つ taskTypeFilter キーを示しています。同様に、複数の workItemProcessTemplate 値を含めることもできます。
"implementationConfiguration": {
"value": {
"taskTypeFilter": {
"value": "[{\"activityName\": \"Submit Problem Report\"}{\"activityName\": \"Analyze Change Request\"}]"
}
}
},
以下の 2 つのサンプルは、activityName および workItemProcessTemplate のそれぞれに対して 1 つ以上の値を持つ taskTypeFilter キーを示しています。
"implementationConfiguration": {
"value": {
"taskTypeFilter": {
"value": "[{\"activityName\": \"Conduct Online CRB Review\",\"workItemProcessTemplate\": \"Change Request Workflow\"}]"
}
}
}
"implementationConfiguration": {
"value": {
"taskTypeFilter": {
"value": "[{\"activityName\": \"Conduct Online CRB Review\",\"workItemProcessTemplate\": \"Change Request Workflow\"},{\"activityName\": \"Submit Problem Report\",\"workItemProcessTemplate\": \"Problem Report Workflow\"}]"
}
}
}
段階的な手順
ユーザーのタスクを表示するマッシュアップを作成するには、次の手順に従います。
1. ThingWorx Composer を開き
「レスポンシブ」マッシュアップを作成します。
2. 「名前」「プロジェクト」を入力します。次に、マッシュアップを保存し、「設計」タブに移動します。
3. 左側のドックで、「ウィジェット」パネルに移動し、「アイテムリスト」ウィジェットを選択します。それをキャンバスにドラッグしてマッシュアップに追加します。
4. 「ウィジェットプロパティ」パネルの右上隅にある 歯車アイコン をクリックします。コンフィギュレーションダイアログボックスが開きます。
5. 「コンフィギュレーションタイプ」ドロップダウンメニューから、「タスク」を選択します。「コンフィギュレーション」フィールドに、タスクの既成の JSON コンフィギュレーションが入力されます。
6. 「コンフィギュレーション」フィールドで、taskTypeFilter を編集して、目的のタスクをフェッチするために適切な activityName および workItemProcessTemplate の値を含めます。
7. 「完了」をクリックしてからこのマッシュアップを保存します。
これで目的のタスクを表示するようにタスクが設定されました。
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