複数のサイトへのバンドルのロード
マルチサイト環境では以下の方法でバンドルをロードできます。
• 通常のロード方法 - バンドルは、「Transform and Load」タスクを使用してロードされます。
この場合、TAL プロセスは、「Transform and Load」タスクを使用して開始され、それによって「Load and Publish Preparation」タスクと「Load and Publish to Sites」タスクがトリガされます。「Load and Publish to Sites」は、データをテキスト更新としてマスターサイトにロードします。
挿入やインデックシングなどのすべてのコア操作はマスター (テキスト更新) サイトに対してのみ実行されます。マスターサイトに、更新されたリポジトリのバイナリ更新を含む差分パケットがアップロードされます。非マスター (バイナリ更新) サイトは、通常の更新パケットとともにデルタパケットをダウンロードします。非マスターサイトではコア操作は実行されません。これらは受信した差分のインポートのみを行います。コア操作が実行されないので、バイナリサイトへのロードはテキストサイトへのロードよりもはるかに短時間ですみます。このアプローチは増分ロードにのみ使用することをお勧めします。
• パブリッシングマネージャに集約し、すべてのサイトにパブリッシングする - バンドルは、まず Load to Publication Manager Only パラメータが true に設定されている「Transform and Load」タスクを使用し、次に Collection ID パラメータが ALL に設定されている「Publish to Sites」タスクを使用してロードされます。
この場合、TAL プロセスは、Load to Publication Manager Only パラメータが true に設定されている「Transform and Load」タスクを使用して開始されます。
これにより、「Load and Publish Preparation」タスクと「Load and Publish to Sites」タスクがトリガされます。「Load and Publish to Sites」タスクは、パブリッシングマネージャにデータをロードしてから停止します。
すべてのバンドルが変換され、パブリッシングマネージャにロードされた後、Collection ID パラメータが ALL に設定されている「Publish to Sites」タスクを実行します。
これにより、「Publish to Sites」タスクが各セグメントに対して 1 回、グローバルリソースに対して 1 回トリガされます。「Publish to Sites」は、マスターサイトにはデータをテキスト更新としてロードし、バイナリがサポートされているサイトにはバイナリ更新としてロードします。このアプローチは通常のアプローチよりも短時間で処理されます。
• パブリッシングマネージャに集約し、マスターサイトにパブリッシングし、マスターからフルクローンを行う - バンドルは、まず Load to Publication Manager Only パラメータが true に設定されている「Transform and Load」タスクを使用してロードされ、「Publish to Master」タスクを使用してマスターサイトにパブリッシングされてから、「Full Clone From Master」タスクを使用して非マスターサイトにクローンされます。
この場合、TAL プロセスは、Load to Publication Manager Only パラメータが true に設定されている「Transform and Load」タスクを使用して開始されます。これにより、「Load and Publish Preparation」タスクと「Load and Publish to Sites」タスクがトリガされます。「Load and Publish to Sites」タスクは、パブリッシングマネージャにデータをロードしてから停止します。
すべてのバンドルが変換され、パブリッシングマネージャにロードされた後、「Publish to Master」タスクを実行します。これにより、「Publish to Sites」タスクが各セグメントに対して 1 回、グローバルリソースに対して 1 回トリガされます。「Publish to Sites」は、マスターサイトにのみデータをロードします。バイナリサイトにはデータをロードしません。「Publish to Sites」が完了すると、マスターサイトがロードされて使用可能になります。
次に、「Full Clone From Master」タスクを実行します。このタスクは、マスターサイトからフルクローンパケットを作成し、このパケットを共通の共有の場所 ${package.destination.folder} にアップロードしてから、各バイナリサイトに対して「Import Site Content」タスクをトリガします。「Import Site Content」タスクは、フルクローンパケットをダウンロードし、サイトに展開します。この場合、各バイナリサイトにデータが並行してロードされ、個別に使用可能になります。マスターサイトとクローンサイトの Servigistics InService ソフトウェアバージョンは同じでなければなりません。異なる場合、エラーが発生して「Import Site Content」タスクが失敗します。
| すべてのサイトのデータディレクトリ構造が同じでなければなりません。バイナリサイトのディレクトリ構造がマスターサイトと異なる場合、想定される構造にない任意のディレクトリを指すシンボリックリンクを使用し、3C.properties および setEnv.sh/bat ファイルでこれを設定します。 |
マルチサイトでのロードタスク
以下の Task Manager タスクでマルチサイトコンフィギュレーションがサポートされています。
• Publish to Master
このタスクは、Collection ID パラメータが ALL に設定されている「Publish to Sites」タスクに似ています。唯一の違いとして、このタスクはマスターサイトにのみデータをロードします。以下に例を示します。
このタスクには次の入力パラメータがあります。
◦ 「Site Group」 - データをパブリッシングするマスターサーバー上のサイト名を指定します。
◦ 「Load in one Task」 - 単一のタスクを使用してコンテンツをパブリッシングするかどうかを指定します。
◦ 「Pause before updating the Sites」 - サイトを更新する前にタスクを一時停止するかどうかを指定します。
これにより、必要なテストを行うことができます。
• Full Clone From Master
このタスクは、マスターサイトからフルクローンパケットを作成し、サイトグループ内のその他すべてのサイトに対して「Import Site Content」タスクをトリガします。このタスクは再ホストプロシージャに相当します。このタスクは、回復不可能な失敗が原因でサイトに同期ずれが発生している場合に回復プロセスとして使用することもできます。以下に例を示します。
このタスクには次の入力パラメータがあります。
◦ 「Site Group」 - データをパブリッシングするマスターサーバー上のサイト名を指定します。
• Import Site Content
このタスクは、必要な入力パラメータが設定されている「Full Clone From Master」タスクによって自動的にトリガされます。このタスクは、指定したフルクローンパケットをダウンロードして展開します。このタスクは、新たに追加したサイトまたは同期ずれが発生しているサイトに対して手動で実行することもできます。マスターサイトとクローンサイトの Servigistics InService ソフトウェアバージョンは同じでなければなりません。異なる場合、エラーが発生して「Import Site Content」タスクが失敗します。
フルクローンパケットが最後に生成されてから増分ロードが実行されていない場合、最新のフルクローンパケットの名前とそのパケットのサイズ (バイト) は Publisher サーバーの<INSERVICE_コンフィギュレーション>\System\Config\FullCloneBackupPackets.xml ファイル内にあります。このタスクは、最初に以前のデータをすべてクリーンアップした後、フルクローンパケットから新しいデータをロードします。
• Export Site Content
このタスクは、特定のサイトグループとサイト識別子からフルクローンパケットを作成し、共有場所にアップロードします。このフルクローンパケットは、後で回復オプションとして使用したり、「Import Site Content」タスクを使用して、新たに追加したサイトをクローンするときに使用したりできます。このタスクは、フルクローンパケット名およびその生成元のサイト識別子を Publisher サーバーの <INSERVICE_CONFIG>\System\Config\FullCloneBackupPackets.xml ファイルに書き込みます。