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シンボリックに方程式の解を求めるには
論理演算子の等号を使用して解を求めることのできる式を入力します。シンボリック評価演算子を挿入し、キーワード solve fully をプレースホルダーに入力して Enter キーを押すか、任意の場所をクリックします。
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solve fully の代わりにキーワード solve を入力すると、返される解は、部分的であるか、数値形式のみであるか、ドメインの詳細がない数式になります。キーワード solve fully を入力すると、すべての解が返されます。これには、ドメインの再分割や式の変数の条件も含まれます。例:
PTC Mathcad では、可能な場合、方程式のシンボリック解が返ります。そうでない場合、数値解が返ります。解を求める方程式に 2 つ以上の解が存在する場合、PTC Mathcad では解が周期的でないかぎりベクトルで解が返ります。
右辺を 0 に設定した方程式の解を求める場合、入力しなければならないのは式の左辺のみです。
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方程式に 2 つ以上の変数が含まれる場合、solve の後ろに解を求める変数をコンマ区切りリストで指定します。
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方程式に小数が含まれる場合、solve は小数形式の解を返します。
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たとえば実数域など、変数領域の制約を満たす方程式の解を求めるには、キーワード assumesolve を含む変更因子を使用します。
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方程式が周期解を持つ場合、solve は解の集合のうち 1 つの値を返します。
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より詳細な解を求めるには、solve の後に変更因子 fully を追加します。
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PTC Mathcad は、任意の整数を表す新しく生成された変数を使用して解を返します。生成された変数の前にはアンダースコア (_) を付けて、ワークシートの別の場所で定義されている可能性のあるその他の変数との重複を回避します。
連立方程式をシンボリックに解くには、連立内の各要素に 1 つの方程式がある列ベクトルを作成します。次に、シンボリック演算子を使用して、solve キーワードの後に列ベクトルまたはシステム変数のコンマ区切りリストを指定して、それを解きます。
不等式の解を求めるには、= の代わりに >、<、≤、または ≥ を使用します。
列ベクトルに制約条件の式、たとえば y > 0 などを含めて、解の範囲を制限できます。
連立方程式、不等式、または周期的な式の解を求めると、数値的に評価したときに意味を持たない特殊解が得られる場合があります。
root 関数を使用して根を数値的に求めたり、lsolve 関数を使用して線形方程式を数値解を求めたり、ソルブブロックを使用して線形または非線形の連立方程式の解を求めたりすることができます。
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