Thiele 連分数補間
• Thielecoeff(vx, vy) - ベクトル vx と vy の連分数係数を返します。
Thiele 係数を使用して、データに適合する多項式を作成できます。この際、変換処理と多項式の計算で丸め誤差が生じる可能性があるので、注意が必要です。
• Thiele(vx, coeff, x) - vx 内のデータ点および Thielecoeff によって返される係数 coeff を使用して、実数スカラー x における補間値 y を返します。
Theile 関数は、点間の連分数近似を使用して、指定された点 x で補間を実行します。この関数は、連分数展開を評価するときに使用します。このタイプの補間は、漸近線のあるデータや、その他のタイプの有理多項式補間ではエラーになる有理多項式のデータを処理する場合に有効です。
Thiele 関数は、Hildebrand, F.B. (1974), Introduction to Numerical Analysis, 2nd Ed., McGraw Hill に基づいています。
引数
• vx, vy は長さが同じ実数データ値のベクトルです。
• coeff は、Thielecoeff 関数によって返される連分数係数のベクトルです。
• x は、補間曲線を求める独立変数の値です。最良の結果を得るには、x が vx の値の範囲内にある必要があります。