例:最適化関数
1. 関数 f(x) を定義します。
2. 推定値のベクトルとして x を定義します。
3. Maximize 関数への引数としてベクトル x を渡します。
PTC Mathcad は x がベクトルではなく 1 つの値であると想定しているため、エラーが発生します。
このエラーを回避するには、次のように推定値を反復して、Maximize 関数に 1 つずつ渡す必要があります。
4. レンジ演算子を使用して、推定値のベクトルを定義します。
5. 関数 f(x) の最大化と最小化を実行する新しい 2 つの関数を定義します。
6. 短いプログラムを作成し、推定値を反復処理して最大値と最小値を計算し、それぞれの結果をベクトル maximums および minimums に保存します。
次のように、ベクトル演算子を使用しても同じ結果を得られます。
Ms と Qs のどちらも、計算された最大値と最小値を含む 2 つの 7 成分ベクトルを返します。
7. 返された最大値を含むベクトルの長さとして、変数 j を定義します。
8. 関数 f(x) と、プログラムから返された最大点および最小点をプロットします。
9. 関数 f(x) と、ベクトル演算子から返された最大点および最小点をプロットします。
どちらの方法も正確な結果を返します。