例: 明示的な計算
明示的なキーワード
シンボリック計算にキーワード explicit を使用して、元の式の形を維持したまま、変数に値を代入した状態の式を返します。
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1. 単位の付いた変数を次のように定義します。
2. キーワード explicit を使用して次の式の変数に数値を代入します。
3. 式を数値的に評価します。
4. 最終結果の単位をメートル/秒に変更します。
代入の除外
キーワード explicit には代入を受け付ける変数を指定できる次のような変更因子があります。
1. 単一の変数に値を代入します。
2. 次に示すように、explicit を指定すると、値が割り当てられている変数にのみ、値が代入されます。
式の一部ではないため、変数 d は無視されます。
3. 次に示すように、変更因子 ALL を使用すると、すべての変数を指定した場合と同じになります。
4. 次に示すように、変更因子を使用しない場合、別タイプのシンボリック計算の前に変数名を再定義するのと同じになります。
5. 上記の数値計算を explicit を使用せずに実行するには、次のように clear.sym 関数を使用してすべての変数のシンボリック値をクリアします。
6. explicit を使用して、ワークシートの別の場所で定義された変数の値を代入せずに、式を変数で表示します。
評価のチェーン化
キーワード explicit とその変更因子を、別のシンボリックキーワードおよび評価とつなげて使用します。これは、別のシンボリック演算を実行するのと同じです。設定は、計算全体にわたって有効です。
1. シンボリック評価をつなげて行う場合、キーワード explicit および float を次のように使用します。
結果には数値の代入が含まれません。これは、3 つの変数すべてが前のステップでシンボリックにクリアされているからです。
2. 次のように 3 つの変数を再定義して前述の計算を繰り返します。
3. 1 つのシンボリック評価演算子に、キーワード explict および float を次のようにスタックします。
キーワードおよび変更因子をスタックすると、結果が異なる場合があります。
4. シンボリック評価の結果を変数に割り当てた後、変数を数値的に評価します。
5. explicit の後に異なる変数を指定したときに、数値的評価の結果がそのままであることを示します。
明示的な計算を使用して、シンボリック計算において、変数を再定義することなく指定した値に戻します。値がマスクされると、変数のいくつかを名前として扱い、いくつかに数値を代入して扱いながら複数ステップのシンボリック計算またはシンボリック/数値的計算を進めることができます。
先行値に依存する値の代入
定義をつなげることはできますが、すべての値を代入するには一連の変数すべてを記述に含める必要があります。
1. 変数を次のように定義します。
2. キーワード explicit を使用して、指定した値を代入します。
3. 定義内でシンボリックに評価することにより、c の値を 1 つの数字として表示します。
4. 変数 d の定義に平方根を追加します。
5. d で別のシンボリック表記を選択して、c の平方根を数値に置き換えます。
