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DOE ユーティリティ関数
randomize(A) - 計画行列 A の各ブロック内の行を無作為に並べ替えることでランを無作為化します。
doelabel(A, Vals) - 計画行列 A に格納されているラベルと符号を行列 Vals に格納されているラベルと値に置き換えます。
この関数は符号化された計画にのみ適用されます。
block(A, b/“blockgen”) - デフォルトのブロックジェネレータを使用して、b ブロックの計画行列 A を返します。ブロックジェネレータを直接指定するには、b の代わりに "blockgen" を指定します。ブロック化することで、計画行列の分解能の次数が 1 つ以上下がります。ブロックの生成に使用されるアルゴリズムについては、Box、Hunter、Hunter 共著「Statistics For Experimenters」に詳しい説明があります。
この関数は、ブロック化されていない、符号化 (+1/-1) された 2 水準の全因子または部分因子計画行列にのみ適用されます。
foldover(A, [“foldfac”]) - ラン数が計画行列 A の 2 倍である 2 ブロック計画行列を返します。追加のランではすべての水準の符号が反転しますが、“foldfac” が指定されている場合、その引数として指定されている因子の水準の符号だけが反転します。foldover 関数によって部分因子計画行列の分解能が上がり、因子計画行列のエイリアス構造がそれに従って修正されます。
この関数は、ブロック化されていない、符号化 (+1/-1) された 2 水準の部分因子計画行列にのみ適用されます。
引数
A は計画行列です。
Vals は、1 列目に因子ラベル、以降の列に各水準の実際の値が格納されている行列です。
["label", lowest level, ..., highest level]
すべての因子の水準の数が同じでない場合、短い行は NaN で埋められます。
b は、必要なブロックの数を指定する整数です。rows(A) ≥ b ≥ 1
“blockgen” は、ブロックジェネレータを指定する文字列です ("AB, CD" など)。ブロックの数は 2n になります (ここで、n“blockgen” に指定したジェネレータの数)。たとえば、"AB, CD" と指定した場合、4 つのブロックが生成されます。区切り文字として、スペース、コンマ、コロン、セミコロンを使用できます。
“foldfac” (オプション) は、符号を反転する因子を指定する文字列引数です ("A, B, C" など)。区切り文字として、スペース、コンマ、コロン、セミコロンを使用できます。
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