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タスク 1-2: 非線形連立方程式
前のタスクで学んだように、ソルブブロックでは通常の表記法で問題を簡単に定義できます。ソルブブロックの方がソルバや行列計算よりも一般的です。この例として、2 つの非線形関数の交点の座標を求めます。
ソルブブロックを使用した求解
1. Ctrl + 1 キーを押してソルブブロック領域を挿入してから、次のアイテムを挿入します。
関数 y1y2 の定義
グラフに基づいた交点の座標の推定値
2 つの未知数の 2 つの制約条件
keyword ラベルに自動的に割り当てられたソルブブロック関数 find
ソルバを使用した求解
関数 y1y2 は次のとおりです。
新しい関数 f(x) = y2(x) - y1(x) を定義できます。
新しく定義した関数 f は、非線形関数の交点と同じ x の値で X 軸と交差します。f は多項式なので、より一般的な root ソルバの代わりに polyroots 関数を使用して f と X 軸との交点を求めることができます。
1. 多項式の係数をベクトル c に割り当てます。c の 1 つ目の成分は切片であり、以降の成分は x の各べき乗の係数 (昇順) です。
2. polyroots 関数を呼び出します。
* 
polyroots 関数は、すべての実数解および虚数解のベクトルを返します。その際、実数解が先にリストされます。
一方、ソルブブロックは解を一度に 1 つ返します。その他の解を求めるには、別の推定値を試してみる必要があります。
3. 交点 (h, v) の水平座標と垂直座標を求めます。
4. 垂直マーカーと水平マーカーを使用して交点をプロットに表示します。
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