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タスク 3-3: 領域の評価順序とラベルの適用
1. 新しいワークシートに、次の式を入力します。変数定義の周囲にスペースを残しておきます。
2. 結果 a = 2 の数式領域を選択します。
3. 矢印キーを使用して、この数式領域をほかの数式領域の前後左右に移動します。次の規則が数式領域の結果に与える影響を確認します。
PTC Mathcad は変数評価の上側または左側にある変数定義のみを認識します。その他の場合にはエラーが返ります。この規則の唯一の例外として組み込み定数があります。たとえば、c = と入力した場合、結果として光速が返ります。
変数を再定義した場合、新しい定義はそれより右側および下側にある数式に適用されます。
変数を使用してその変数自体を再定義できます。
4. 変数、関数、単位などの数式タイプを区別するため、その名前にラベルを適用します。たとえば、1 つ目の a に単位のラベルを付けます。それぞれの名前の横にカーソルを置き、「数式」タブの「スタイル」グループで、「ラベル」リストから新しいラベルを選択します。ラベルに応じて文字 a のフォーマットが変わります。
5. 手順 2 と 3 を繰り返し、ラベルが数式領域の結果に与える影響を確認します。
場合によっては、PTC Mathcad によって要素にラベルが自動的に割り当てられます。たとえば、リボンから関数、定数、または単位を挿入した場合、最初からラベルが付いています。
数式タイプを表すラベルのフォーマットはワークシートを通して変わりません。ラベルのフォーマットをカスタマイズするには、「数式の書式設定」タブの「ラベルスタイル」グループのオプションを使用します。
ラベルの詳細については、ヘルプを参照してください。
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