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1D ヒストグラムと 2D ヒストグラム
hist2d(M, N, n) - 大きさが同じ行列 MN について、n 個の区間の 2 次元のヒストグラムを返します。
imhist(M, n) - 行列 M の 0 から 255 の値について、n 個の区間のヒストグラムを返します (この範囲から外れた値は無視されます)。
imhist2(M, n) - 行列 M の全体の値について、n 個の区間のヒストグラムを返します (0 から 255 の範囲から外れた値も含まれます)。
これらの関数は、画像の輝度レベルを n 個の区間に区切って示します。ヒストグラムから、画像内のグレーレベルやカラーの集中がわかります。ヒストグラムを基に、画像のタイプを判断したり、フィルタや等化に適したしきい値を決定したりすることができます。2 次元ヒストグラムには、2 つの画像の (輝度やテクスチャの) 相似性が示されます。
引数
MN は同じ大きさの画像行列です。
n は、輝度の区間の数を表す正の整数です。
追加情報
1 次元ヒストグラムの関数は、各区間の輝度レベルのピクセル数を含む n 成分ベクトルを返します。
2 次元ヒストグラムの関数は、2 つの画像の対応する位置の輝度が画像 M では区間 i に入り、画像 N では区間 j に入るピクセルの数をエントリ i,j とする行列 n x n を返します。
2 次元ヒストグラムを作成する場合、最初に各入力画像の 1 次元ヒストグラムが計算されます。imhist 関数と同様に、hist2d は 0 から 255 の範囲を n 個の区間に分割します。
imhist では 0 から 255 の輝度レベルの範囲が n 個の区間に分かれ、imhist2 では行列内の輝度の実際の範囲が n 個の区間に分かれます。
hist2d は、2 つの画像 MN の 2 次元ヒストグラムを生成し、各次元に n 個の区間を作成します。MN は同じ大きさでなければなりません。2 つの画像で同じ輝度のピクセル数がほぼ同じである場合、hist2d からの出力行列は対角項が大きくなります。
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