関数 > 統計 > 記述統計 > 平均値関数
  
平均値関数
mean(A, B, C, ...) - 引数のすべての要素を加えたものを、要素の合計数で割って A, B, C, ... の算術平均 (平均) を返します。
N 個の要素の算術平均は次のように定義されます。
m x n 配列の算術平均は次のように定義されます。
gmean(A, B, C, ...) - A, B, C, ... の幾何平均を返します。
N 個の要素の幾何平均は次のように定義されます。
m x n 配列の幾何平均は次のように定義されます。
幾何平均は、増加率の計算に便利です。
hmean(A, B, C, ...) - A, B, C, ... の調和平均を返します。
N 個の要素の調和平均は次のように定義されます。
m x n 配列の調和平均は次のように定義されます。
調和平均は、逆数の相加平均の逆数です。
引数
A, B, C, ... はスカラーまたは m x n の配列です。
関数 gmeanhmean は正の実数だけをとりますが、関数 mean は複素数や負の値もとります。
追加情報
これら 3 つの関数によって返される値には、以下の関係があります。
hmean(A, B, C, ...) < gmean(A, B, C, ...) < mean(A, B, C, ...)