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分散分析
anova(A, Y, [“fac”/order]) - 計画行列 A でランが定義され、行列 Y に結果が格納されている実験の、主因子、ブロック、誤差の分散が記録されている統計表を返します。オプションの引数 “fac” または order を使用して、報告に含める因子または交互作用を指定できます。
この関数は、符号化された全因子計画または 2 水準 (+1/-1) の部分因子計画にのみ適用されます。
anova によって返される行列には次の列があります。
説明
0
報告に含める各ソース (因子、交互作用、ブロック、誤差) のラベル
1
各因子、各交互作用、および各ブロックの二乗和
誤差の二乗和
二乗和の合計
2
自由度
3
二乗平均 - 二乗和を自由度で割った値
4
F 統計量 - 二乗平均を二乗平均誤差で割った値
5
P 値 - 実際に有意である場合にその F 統計量に基づいて因子、交互作用、またはブロックを棄却する確率
計画行列の分解能によっては、anova 関数ではすべての交互作用を計算できないことがあります。
引数
A は計画行列です。
Y は、A で定義されている各ランの結果が各行に含まれている、測定結果またはシミュレーション結果の行列です。行列 Y には 2 列以上必要であり、レプリケートされていないことを示す NaN が含まれていてはなりません。Y の要素の単位には整合性がなければなりません。
“fac” (オプション) は、報告に含める因子と交互作用を指定する文字列引数です。区切り文字として、スペース、コンマ、コロン、セミコロンを使用できます。
order (オプション) は、報告に含める交互作用の次数を指定する整数です (order ≥ 1)。