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Arbortext IsoDraw の旧バージョンでは、トレース用のテンプレートとして使う PICT ファイルを開くことができました。しかし、Arbortext IsoDraw 3.0 ではイメージエレメントが導入されて、この手順は不要になりました。写真やほかのテンプレートをトレースする必要がある場合は、次の手順に従ってください。
テンプレートとして使用するラスタフォーマット (TIFF または BMP ファイル等) を開きます。ドキュメントが生成され、そこにはイメージエレメントの形式でファイルの内容が含まれています。レイヤーウィンドウを開いて「バックグラウンド」という表示の前をクリックすることにより、バックグラウンドレイヤーをアクティブなレイヤーにします。次にイメージエレメントを選択して、「レイヤー」メニューの「選択をアクティブレイヤーへ」コマンドを選びます。
これでイメージエレメントはバックグラウンドレイヤーに置かれており、先に説明した表示オプションによってモニタリングされます。このレイヤーオプションを使って、バックグラウンドレイヤーが印刷またはエクスポートされないように設定できます。またバックグラウンドレイヤー全体かイメージエレメント全体をロックすると良いでしょう。
この機能により、複数のドキュメントをテンプレートとして同時に使用できます。
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