インポートの環境設定
> の順に選択し、「DXF インポート」アイコンをクリックします。インポートの環境設定パネルが表示されます。
インポートの環境設定では、次の項目を設定できます。
ダイアログ表示
• DXF ファイルを開くか割り付けたときに「DXF」インポートダイアログボックスを表示するには (デフォルト)、「ダイアログ表示」チェックボックスをオンにします。このダイアログが表示されることで、DXF ファイルをインポートする場合には必ず、DXF インポートの環境設定を確認および変更できます。
• DXF ファイルを開くか割り付けたときに「DXF」インポートダイアログボックスを表示しない場合、「ダイアログ表示」チェックボックスをオフにします。この場合、Arbortext IsoDraw では「DXF インポート」環境設定パネルの環境設定を使用して DXF ファイルがインポートされます。
元のファイルが存在する場合は同じ単位を使用
• DXF ファイルの単位を使用して DXF ファイルをインポートするには、「元のファイルが存在する場合は同じ単位を使用」チェックボックスをオンにします。DXF ファイルに単位が含まれていない場合、「1 単位は次に相当する」リストで選択した単位が適用されます (デフォルトでは「1 mm」) (「1 単位は次に相当する」を参照.)。
• DXF ファイル内の AutoCAD 図面単位を無視するには、「元のファイルが存在する場合は同じ単位を使用」チェックボックスをオフにします。このチェックボックスがオフになっている場合、DXF ファイルは Arbortext IsoDraw DXF 環境設定で指定されている単位 (デフォルトでは「1 mm」) を使用してインポートされます。
| AutoCAD 2000 より前のバージョンで作成された DXF ファイルには図面単位を保存できません。AutoCAD 2000 より前のバージョンで作成された DXF ファイルをインポートする場合、「元のファイルが存在する場合は同じ単位を使用」チェックボックスをオンにしても影響がありません。 |
1 単位は次に相当する
「1 単位は次に相当する」リストで、Arbortext IsoDraw でインポートする DXF ファイル内の AutoCAD エンティティ、レイアウト、モデル寸法に適用する単位をクリックします。ミリメートル (「1 mm」) がデフォルトです。
スケール
ダイアログボックスの左下隅には、
「スケール」ボタン
があります。このボタンをクリックすると
「スケール」ダイアログが開き、インポートの最中にドローイングを拡大または縮小する割合を設定することができます。
「OK」をクリックすると、入力値が確定され、「キャンセル」をクリックすると、作業が中止されます。
オプション
「オプション」をクリックして
「DXF オプション」ダイアログボックスを開きます。このダイアログボックスで、インポートする DXF エンティティを選択し、インポート時のエンティティの変換方法を定義します (
DXF オプションを参照)。
PRF ファイルを作成
DXF インポート/エクスポート環境設定のテキストファイルである OptDXF.prf を作成するには、「PRF ファイルを作成」をクリックします。このファイルは \Application Data\PTC\IsoDraw\Preferences の下のユーザープロファイルフォルダ内に作成されます。
必要に応じて OptDXF.prf を編集します。
• ソース DXF/ISO ファイルのフォントをターゲット ISO/DXF ファイルのフォントにマッピングします。
• DXF ファイルをインポートする際の非表示の AutoCAD エンティティとテキストサイズの処理方法を変更します。
Arbortext IsoDraw は起動時に OptDXF.prf 内の設定をロードします。OptDXF.prf を作成または編集した後で、OptDXF.prf の新しい設定を適用するためには、Arbortext IsoDraw を終了して再起動する必要があります。
| ファイル OptDXF.prf には、以下の設定を編集する際の指示が含まれています。 |
OptDXF.prf の設定 | 説明 |
Font Table Import | ソース DXF のフォントとターゲット ISO のフォントとの間のマッピングテーブル。 |
Font Table Export | ソース ISO のフォントとターゲット DXF のフォントとの間のマッピングテーブル。 |
Color Table Import | ソース DXF ファイルのカラーインデックス番号とターゲット ISO ファイルの RGB カラー定義とペン幅との間のマッピングテーブル。 |
DXF_Invisible_Elements | DXF ファイルのインポート時に非表示の AutoCAD エンティティを読み込むか無視するかを指定する環境設定 (AutoCAD では、非表示レイヤー上のエレメントは非表示になっています)。 値 1 非表示のエレメントを読み込みます。 0 非表示のエレメントを無視します (推奨設定)。 |
DXF_Use_New_Text_Size_Const | テキストサイズの計算に新しい定数と以前の定数のどちらを使用するかを指定する環境設定。 値 1 新しい定数を使用します。 0 以前の定数を使用します (推奨設定)。 |