Arbortext IsoDraw > データ交換の参照 > イメージファイルフォーマット > DWG > Arbortext IsoDraw でのインポート (開く) > 図面単位について
  
図面単位について
DWG インポートの環境設定「元のファイルが存在する場合は同じ単位を使用」「1 単位は次に相当する」によって、DWG ファイルが Arbortext IsoDraw にインポートされたときに寸法に適用される単位が決まります。これらの設定は次の場所にあります。
「DWG インポート」環境設定パネル (インポートの環境設定を参照)。
「DWG」インポートダイアログボックス (インポート (開く)を参照)。
AutoCAD 図面の作成に使用された測定単位は DWG ファイルに保存されている場合と保存されていない場合があります (AutoCAD の環境設定によって、ファイル内の寸法は単位付きの場合と単位なしの場合があります)。
DWG のインポート時に適用された単位がソース DWG ファイル作成時の単位と同じである場合、ターゲット ISO ファイル内のドローイングシート、3D 空間、エレメントサイズはソース DWG ファイル内のレイアウト、モデル、エレメントサイズと同じになります。インポート時にスケールを設定する必要はありません。
ソース DWG ファイルに単位が含まれている場合、「元のファイルが存在する場合は同じ単位を使用」チェックボックスをオンにすることで、ターゲット ISO ファイルにソースファイルの単位を適用するよう Arbortext IsoDraw を設定できます (インポートの環境設定を参照)。
DWG のインポート時に適用された単位がソース DWG ファイル作成時の単位と異なる場合、ターゲット ISO ファイル内のドローイングシート、3D 空間、エレメントが大きすぎるか小さすぎて使用できない可能性があります。
たとえば、ソース DWG ファイルはインチ単位で作成されているが DWG インポート時にミリメートルが適用された場合、ターゲット ISO ファイル内の寸法はすべて 1/25 のサイズになります (ミリメートルはインチの約 1/25 であるため)。
ソース DWG ファイルに作成時の単位が指定されていないが、単位がわかっている場合、「1 単位は次に相当する」リストで単位を選択できます。選択した単位がターゲット ISO ファイルに適用されます。DWG インポート時にスケールを設定する必要はありません。
インポートする DWG ファイルの作成時に使用された単位がわからない場合、先に「元のファイルが存在する場合は同じ単位を使用」で試してみます。インポートされたデータが大きすぎて ISO ファイルのドローイングシートまたは 3D 空間に収まらない場合、単位を「1 mm」に設定するか、DWG ファイルのスケールを変更してみてください(スケールを参照)。